ポルトガルを拠点に活動するeスポーツチームのSAWは9月6日、VALORANT部門を解散することを発表しました。チャレンジャーズリーグ4連覇を達成したポルトガルの強豪が不安定な競技シーンを理由に、所属する全選手とコーチと契約を終了します。

SAWは、2020年に発足されたポルトガル発のスポーツチーム。これまでCS2、LoLなどの部門を展開し、特に著名ポルトガル人選手を擁するCS2部門は強豪として知られています。昨月行われたIEM Cologne 2024では見事4位に入り、約4年で51万ドル(約7,300万円、2024年9月時点の為替レート)を超える賞金を獲得しました。

VALORANTには2021年に参入し、2度の解散を経験しながらも2023年1月に再参入。VCL 2023 PL Split 1、Split 2、VCL 2024 PL Split 1、Split 2で優勝を果たし、ポルトガルのチャレンジャーズリーグで驚異の4連覇を達成しました。昨年のはアセンショントーナメントでは4位に終わり、惜しくもインターナショナルリーグ昇格には届きませんでしたが、今年度のアセンショントーナメントはグループステージ0勝4敗と最下位で敗退となりました。

今回の発表について、公式サイトでは「数ヵ月にわたり、チームはすべての目標を達成することができましたが、直近のエコシステムの変更がプロジェクトに影響を及ぼしました。成績とは関係ない理由で残念ですが、チームを継続するための選択肢が残されていない状況です。Riot Gamesの変更により、私たちが部門を続ける意味がなくなりました」と、直近で変更されたアセンション昇格ルールなど含めてTier 2の現状について不満を零しました。

続けて「毎年エコシステムのルールが変更されるといった事実は、中期的なプロジェクトを実現不可能にしており、アセンショントーナメントへの出場、そしてインターナショナルリーグへの参加は年々難しくなっています。Split 3の開催も中止されたことも、今回の決定に影響しています。現時点で私たちは2024年末まで出場する大会がない現状となります」と綴りました。

コメント