今年6月に中国リーグのTitan Esports ClubからパシフィックリーグのNongshim RedForceへの移籍を電撃発表したRbのインタビューが、国民日報のインタビューで公開されました。以下、一部抜粋した文章を掲載しています。

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「今の目標は、Nongshim RedForceのプレイオフ進出です。長期的には30歳を過ぎてもプロ選手としてのキャリアを続けることが目標です。」

VALORANTの第一世代プロゲーマーであるRbが、故郷であるパシフィックリーグに戻ってくる。韓国最強チームと称されたDRXの前身、Vision Strikersのメンバーとして活躍した彼は、昨年新設された中国リーグでの1年間のプロ生活を終え、次の選択肢としてNongshim RedForceを選んだ。厳しい日々を乗り越えて戻ってきた彼は「30歳を過ぎても選手生活を続けたい」という覚悟を明かした。

「Vision Strikersは、韓国で初のVALORANTのプロチームだったので、優勝を目指して昼夜問わず練習していた記憶を鮮明に覚えています。悔しい結果も多かったですが、その辛い時間がむしろ自分の成長に大きく役立ちました」と振り返る。

特にDRX時代については、「2022年の国際大会では『5-6位の呪い』のように、ずっと足踏みしていました。『なぜこの順位から抜け出せないのか』という悩みが多かったです。練習がうまくいっても結果は同じでした。問題を解決するためにチームメイトと何度も練習しました。そのおかげで最後には、VALORANT Champions 2022で3位という結果で締めくくることができました」と語った。

その後、Rbは昨年新設された中国リーグに挑戦した。「VALORANT Champions 2022が終わったあと、チーム内でメンバー交代の話が出ました。オフシーズン大会に参加して移籍許可をもらいましたが、DRXが韓国最強のチームだと判断し、残ることを決めました」と当時の状況を説明した。

「しかし、オフシーズン大会で期待以下の成績を出してしまい、再びメンバー交代の話が持ち上がりました。その結果、最終的にロスターから外れ、パシフィックリーグ内での所属先がなくなりました。ちょうどその頃、中国リーグが設立されたタイミングで、いくつかのチームからオファーを受け、条件が最も合ったTitan Esports Clubを選びました」と続けた。

VALORANT界のベテランである彼がTitan Esports Clubに加入すると、中国現地では大きな期待と関心が寄せられた。しかしチームの順位は中位〜下位にとどまり、期待に応えることはできなかった。その中で彼はIGLを務めた。

「Titanでの選手生活は本当に良かったです。外国人選手ということで多くの配慮も受けました。成績がよくなかったので、自らIGLをやらせてほしいと申し出て、トライアウトの結果良い評価をもらい、IGLを任されました。」

「言語の壁はありましたが、通訳の方にスクリム中のゲーム用語をすべて教えてもらい、中国語の実力が大きく伸びました。長い会話は英語と中国語を混ぜて話していました。今振り返ると、外国人選手である自分がIGLを務めたことで、チームメイトに細かい部分までしっかり伝えられなかったことが少し心残りです。」

彼が中国リーグで得たものも多かった。Rbは「中国のプレイスタイルは非常に攻撃的です。フィジカルが弱いと耐えきれないと感じ、個人練習をたくさんしました。そのおかげで、どんな状況にも対応できる基本的なフィジカルを身につけられたと思います」と話す。

そんな中で次のチームとしてNongshim RedForceを選んだ理由について、Rbは「Nongshim RedForceの方から最初に連絡がありました。Titanで一緒にやってきたチームメイトやスタッフのことも考えて悩みましたが、チャンスが来たときに掴もうという気持ちで加入を決めました」と語った。

Nongshim RedForceはRbとPersiaを除けば、全員が10代の選手で構成されている。平均年齢は20.5歳と非常に若い。彼はNongshim RedForceの「攻撃的なスタイル」を長所でもあり短所でもあると分析した。

「Nongshimの試合はすべてチェックしました。若い選手たちなので攻撃性が強いです。フィジカル勝負でも引けを取らないチームです。ただ、攻撃性が強すぎて守備的な状況では対処が難しく見えました。私がそういう部分を教えてバランスを取ってあげれば、いいチームになれると思います。」

また、かつての仲間だったMaKo、BuZz、staxが国内外の大会で優勝する姿を見て、彼は祝福の気持ちと同時に少しの寂しさも感じたという。

「ずっと共にしてきた選手たちなので、国際大会で優勝する姿を見て本当にうれしかったです。優勝後には直接メッセージも送りました。もちろん、自分があの場にいたらどうだっただろうという思いもありましたが、まだVALORANT Championsで優勝した韓国人選手はいないので、自分がそれを成し遂げたいという前向きな気持ちに切り替えました。」

彼は最近のMastersでパシフィックリーグが3大会連続で優勝したことにも称賛を惜しまなかった。

「パシフィックリーグが設立された当初は、Paper RexやDRXが安定した成績でリーグのイメージを引き上げていましたが、今ではGen.GやT1のようなチームが優勝タイトルを獲得し、パシフィックリーグの地位がより高まったと感じています。かつてはパシフィックが『最下位リーグ』などとも言われていましたが、今では世界の中でも1位か2位を争えるほどになったと思います。」

リーグ内で警戒しているチームとして、Gen.G、Paper Rex、DRX、T1を挙げた。Rbは「PRXは本当に攻撃的なチームです。防衛せずともゲームを破壊しに来るイメージです。また、Gen.Gはバランスの取れたチームです。DRXとT1は警戒すべき相手ですが、十分に戦えると思います」と語った。

Nongshim RedForceは7月15日に開幕するVCT PACIFIC 2025 Stage 2で、初戦の相手としてTeam Secretと対戦する。Rbは「NongshimはTier 2であるアセンションから昇格したチームです。今回の大会でプレイオフに進出できなければ、再びTier 2に降格することになります。そのため、必ずプレイオフに進出してみせます。皆さんをがっかりさせず、良い姿をお見せするので、たくさんの応援をお願いします」と意気込みを語った。

14 コメント

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  1. Rbキッズが好きなだけでいいやつだよな

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    1. まだあの件忘れられてなくて草

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  2. どの分野のゲームでもトップクラスのプレイヤーの話す言葉には知性を感じるね。

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  3. VALORANT Champions 2023で3位?

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    1. 2022って書いてあるじゃん
      ちゃんと読んでから言え

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    2. サイレント修正されるからちょいちょいこういうやり取り見るな

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    3. コメントありがとうございます。修正いたしました。

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  4. NSの初戦はTSじゃない?

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    1. コメントありがとうございます。修正いたしました。

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  5. eKoの分もがんばれ

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  6. dambiネオンも良いけどRbのイカれたもネオン見てえ~~~

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  7. Rbって中国で成績残せたん?

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    1. 個人の成績は普通に良かった

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  8. このチームが降格の可能性あるのおかしいよ。もっと弱いチームが降格しないか?

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