Riot Gamesは12月3日、VCT 2026の年間スケジュールを発表しました。また、現時点で確定している出場チームや新たにKICK-OFFに導入されるトリプルエリミネーションのトーナメント形式もアナウンスしました。

VCT 2026 出場チーム

VCT 2026にはアセンショントーナメントから新たに昇格した ENVY、PCIFIC Espor、ULF Esports、SLT Seongnamが参戦します。また、Nongshim Redforce、Dragon Ranger Gaming が再び出場権を獲得し、リーグに復帰します。また、VCT 2026ではチャンピオンシップポイント制度が刷新され、Stage 2のプレイオフから2チーム、ポイントから2チームがChampionsへ進出します。

KICK-OFF トーナメント形式の刷新

これまでKICK-OFFは2回負けたら敗退のダブルエリミネーション形式が採用されていましたが、2026年からトリプルエリミネーション形式に刷新。VALORANT Champions 2025の上位4チームには1回戦不戦勝の権利が与えられ、各リーグから上位3チームの計12チームがVCT 2026 Masters Santiagoに進出します。各地域の開幕日は以下になります。

  • 1月15日 – AMERICAS
  • 1月20日 – EMEA
  • 1月22日 – PACIFIC
  • 1月22日 – CHINA

VCT 2026 Stage 1・Stage 2

VCT 2026 Masters Santiagoを終えた後にスタートするStage 1では12チームが6チーム×2グループに分かれ、各グループで全試合BO3の総当たり戦を行います。5週間にわたり、各チームは5試合を行います。各グループの下位2チームは敗退となり、上位4チームがプレイオフに進出し、最終上位3チームがVCT 2026 Masters Londonへ出場します。Masters LondonもSantiagoと同じフォーマットで開催されます。Champions Shanghaiへの出場をかけたStage 2のプレイオフは、各リーグで新たな都市で行われます。開催都市は2026年初頭に発表予定です。 

Path to Champions(Champions への道)

Stage 2のプレイオフに進出したチャレンジャーズチームには、渡航費、ビザ、参加費等の支援として 7.5万ドル(約1,100万円) の補助金が支給されます。Riot Gamesの目的は、チャレンジャーズ上位チームが遠征しやすくすることです。出場チームは、2026年のインターナショナルリーグ開催地と、プレイオフ開催地へ渡航する準備を整えておく必要があります。

各地域からは4つのチャレンジャーズチームがプレイオフに進出し、リーグチームとChampionsへの出場権を争います。プレイオフにはアカデミーチームは出場不可で、アフェリエイトチームの出場は可能となります。各チャレンジャーズの出場枠は以下になります。

  • VCT AMERICAS
    • 北米チャレンジャーズ:優勝1チーム
    • ブラジルチャレンジャーズ:優勝1位チーム
    • LATAM:北と南の上位チームが争い、勝利チームに枠を付与
    • LCQ:北米2位、ブラジル2位、ラテンアメリカ2位
  • VCT EMEA
    • Challengerse EMEAを再び開催し、順位とポイントを元に上位4チームが枠を獲得
  • VCT PACIFIC
    • 東南アジア1位
    • 日本1位
    • 韓国1位
    • 残る枠はLCQにて決定(南アジア1位、オセアニア1位、東南アジア2位&3位)
  • VCT CN
    • 詳細は後日公開予定

4 コメント

コメントを投稿