Absolute JUPITERとVision Strikersの関係性をVALORANTから知った方に簡潔に解説します。
CS:GOでは2年以上国内大会で無敗、アジア大会、世界大会と経験豊富なAbsolute(現Absolute JUPITER)がCS:GO日本最強チームとすれば、MVP PK(現Vision Strikers)は韓国最強、そしてアジアトップチーム。
AbsoluteがTier-1の国際大会への経験が少ない一方で、MVP PKは何度もアジア予選を通過しTier-1の国際大会へ出場、世界のトップシーンでしのぎを削ってきました。
AbsoluteとMVP PKは長年のライバルチームとよく紹介されていますが、2018年以前までAbsoluteとMVP PKには大きな差*があり、アジア大会では大差をつけMVP PKが勝利といった試合もよくありました。*
*GAMESTAR Laz選手 インタビュー
*ZOTAC Cup Masters 2018 Asia-Pacific Regional Finals
その後両チームはCS:GOのアジア大会及びアジア予選で何度も対戦を重ね、これまでMVP PKが勝ち越し続けてきましたが、昨年11月のアジア大会eXTREMESLAND 2019 Asia Finalsでは接戦の末、AbsoluteがMVP PKを破りアジアBEST4を達成*。
*当時のMVP PKは2017年~2019年前半の最盛期のメンバーから一新している為、一概にAbsoluteが上回ったとは言えませんが。
オフライン大会でのAbsoluteの勝利は国内CS:GOコミュニティで大きな話題となり、Absoluteが世界で活躍する日が来るかもしれない、と思った方も多いのではないでしょうか。
そんな中、今年3月、AbsoluteがCS:GOからVALORANTへの移行を発表、国内チームJUPITERへ加入し、Absolute JUPITERとして活動をスタート。国内シーンが小さい、世界との壁が大きすぎる、様々な理由はあると思いますが、その決定には国内外の多くのファンがAbsoluteの決定を支持しました。
お知らせ
— Team Absolute (@TeamAbsoluteJP) March 2, 2020
AbsoluteはCSGOの活動を休止し、#VALORANT への移行予定を発表いたします。
これまで多くのご支援ご声援ありがとうございました。
追加情報に関しましては準備が整い次第、お知らせさせていただきます。
引き続きAbsoluteをよろしくお願いいたします。
そして2ヶ月後、韓国最強チームのMVP PKのメンバーがVALORANTへの移行、Vision Strikersへの加入が発表されました。
CS:GOではアジア大会、国際大会への出場権をかけ何度も対戦を重ねてきた両チームですが、VALORANTが正式リリースされ4ヵ月、Vision StrikersがTeam SMGを破れば両チームの対戦が遂に実現。IGNITIONシリーズ系列の公認大会 決勝と非常に見ごたえある試合になるのではないでしょうか。
タイトルが変わった今も、彼らの対決が再び見ることができることはCS:GO時代からのファン、そしてVALORANTから両チームを知ったファンにとって非常に楽しみなマッチアップで、前回のアジア大会(CS:GO)ではAbsoluteが2-1で勝利しましたが、約1年ぶりとなる両チームの対戦*に注目です。
*(追記)Vision Strikersが決勝へ進出した場合
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余談ですが、8月あたりにTwitter、Twitchで「AbsoluteのCS:GO世界大会BEST8は8チーム中8位」のコメントが一部で話題になっていました。さすがに信じている人は少ないと思いますが今更ながら弁明。
上記のコメントで指摘される世界大会は2019年3月に行われたWESG 2018 Finalsと推測。WESG 2018 Finalsは世界中の地域予選を通過した27チームが出場、Absoluteは日本代表として大会に参加しました。全世界ということもあり世界的に見たら比較的そこまで強くないチームも多く出場していましたが、中にはG2、Fnatic、MIBR、OpTicを始めとした世界トップチームも多く出場しました。
グループ組み合わせが良かったということも少しありますが、Absoluteはグループステージでマレーシア、アルゼンチンのチームを下し1位通過でプレイオフへ出場、プレイオフ1回戦ではフィリピン代表TNCを破りプレイオフ準々決勝へ進みました。
プレイオフ準々決勝では世界トップのG2と対戦、当時のG2はkennys、shox、jackz、lucky、bodyyで構成されており、CS:GOをプレイしたことが無い方でも名前を知っている選手はチラホラいるのではないでしょうか。
G2戦では敗北となりましたが、日本チームが世界大会でBEST8といった結果は世界でも評価され、世界最大級のCS:GOメディアHLTVの世界ランキングは38位に上昇、アジアチームが50位圏内に入ることでも凄いことですが、日本チームが38位にランクインは快挙です。
ちなみにWESG 2018 Finalsには皆さんお馴染みのWARDELL、Subrozaも出場しており、グループステージの組み合わせもありますが27位と最下位で終了、Absoluteが8チーム中8位と仮定すると彼らは8チーム中27位でしょうか。
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またまた余談ですが、以下はWESG 2018 FinalsのAbsoltueのフラグシーンを厳選したハイライトムービー。このムービーを製作している方は@ishigakiyamaさんで、現在JUPITERにクリエイターとして在籍されています。
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