Vision Strikers所属BuZzのインタビュー、ベルリンで対戦したいチーム、ラインナップ6人体制のメリットについて語る

韓国を拠点に置くeスポーツチーム「Vision Strikers」に所属するBuZzのインタビューが、Halo Of Thoughtsより公開されています。

Cloud9 Korea、Rio Companyでプレイし、今年5月にVision Strikersへ新加入したBuZzですが、昨月に開催されたVALORANT Champions Tour 2021 Stage 3 Challengersでは1位通過でドイツ・ベルリンで開催されるVALORANT Champions Tour 2021 Stage 3 Masters Berlinへの出場権を獲得。今月10日より開催される同大会のグループAの1回戦では、東南アジア代表Paper Rexと対戦予定です。

インタビューでは、ベルリンで対戦したいチーム、ラインナップ6人体制のメリットなどについてコメントしています。以下、インタビューより一部抜粋したコメントを引用しています。

初めにVALORANT Champions Tour 2021 Stage 3 Challengersでの優勝おめでとうございます。自己紹介とチーム内での役割をお聞きください。

ありがとうございます。Vision Strikersのエントリーを担当しているBuZzと申します。

ベルリン大会のお話をする前に、あなたのキャリアについてお聞きしたいと思います。初めにVALORANTの競技シーンへ参戦しようと思った理由を教えてください。

VALORANTを始めた理由はシンプルで、他のジャンルのゲームよりFPSのゲームが好きだったこと、自分にFPSの理由があったことが理由です。そして、VALORANTはリリースされたばかりのゲームであったため、このゲームを本気で取り組み、プロを目指すことを決意しました。

Cloud9 Koreaでキャリアをスタートし、Bearclaw Gaming、Team MUYAHO、Rio Companyでプレイしてきました。これらのチームで学んだことを教えてください。

VALORANTのプレイ、マネジメント、そしてチームスポーツの本質など、様々なことを所属したチームで学んできました。特にCloud9 Koreaでチームメンバーであったxeta、Munchkin、コーチのautumn、そしてRio Companyでコーチを務めていたLocomotive(現在はF4Qのコーチ)には私のキャリアを通して助けてもらったと思います。

Vision Strikersは6人体制を採用する数少ないチームの1つです。ラインナップを拡張する利点についての考えを教えてください。

ラインナップを拡張することは、人々が考えているより多くのメリットがあると考えています。最大のメリットの1つは、エージェントの組み合わせを増やすことができることで、他のチームより多くのポテンシャルを持つチームにする可能性があると個人的には思っています。

Riot Koreaは、オフラインで大会を行っていますが、ベルリンへ向けて、この環境はアドバンテージとなると思いますか？

はい、間違いありません。殆どのチームはオフラインではなくオンラインでプレイしていますが、ステージ上でのプレイを経験していないチームと比べて何らかのアドバンテージはあると思います。

ベルリン代表としてVision StrikersとF4Qが出場します。この2チームは今、ライバル関係にある様ですが、F4Qはどれくらいの実力があると考えていますか？

個人的なポテンシャル、エージェントの熟練度はかなり高いと思います。個人的には、彼らならベルリンでも十分に戦えると感じています。

Vision Strikersは今大会が初の世界大会となりますが、世界でどれだけ戦えるかが話題のトピックになっています。韓国のプレイスタイル、エージェント構成は他のチームと比較してどうですか？

北米、ヨーロッパと比較して、韓国チームは戦闘が少ない傾向にあると思いますが、これはエージェントによる組み合わせがあると思います。北米と韓国を比較すると、北米は韓国と比べフェニックス、レイナをよくピックしていると思います。韓国チームはスキルを使用せず戦闘を発生させない戦い方をしているので、ベルリンではどのような試合になるか現時点ではわかりません。

最も対戦を楽しみにしているチーム、選手、優勝後方を教えてください。

TenZが所属するSentinelsと一番対戦したいです。彼は才能を持っているので、自分がどこまで彼と戦えるかを一度確かめてみたいです。個人的なベルリンでの優勝候補は、Vision Strikers、Gambit Esports、Sentinels、Acendだと思います。

関連記事
・Vision Strikersに新加入した3人のインタビュー、スタメンの決定方法、ベルリンで対戦したいチーム、NUTURNから移籍した理由について語る