T1、VALORANT部門コーチの一時活動停止処分を発表、不正なコミュニケーションのペナルティを受け

先日、VALORANT Champions Tour 2022 NA Stage 1 Challengers オープン予選にて、コーチが試合中に選手とコミュニケーションを取ったとして、Riot Gamesより試合没収の処分が下されたT1ですが、VALORANT部門でコーチを務めるDavid Denisへ一時活動停止処分を下したことを発表しています。

T1の公式声明では、今回のペナルティを受けコーチのDavid Denisへ一時活動停止処分を下したと共に、反省を踏まえた上、Riot Gamesより第2回のオープン予選への出場許可を得たことを明らかにしていま。

T1は、今週末に開催されたVALORANT Champions Tour 2022 NA Stage 1 Challengers オープン予選での行為を徹底的に検証し、ルール違反、ポーズ中以外でのコミュニケーションについて反省の意を示しました。

そして今回の違反行為を受け、T1はヘッドコーチを務めるDavid Denis氏を今週末のオープン予選に出場停止処分を下しました。一企業として、T1は選手とコーチの両方に誠実なカルチャーを育むことに誇りを持っています。

Riot Gamesからは、第2回のオープン予選への出場を許可されており、今週末の試合を楽しみにしています。

Official statement regarding #VALORANT. pic.twitter.com/w6n3P3NDaN

— T1 (@T1) February 1, 2022

T1に続き、コーチのDavid Denisも自身のTwitterで声明を公開しています。選手やチーム、応援してくれるファンへの謝罪と共に、「私が選手と交わした会話は、全てラウンドの合間や既にキルされた選手へ対して行っており、その殆どは励ましや応援の言葉でしたが、例外として『help sewers (下水道を助けて) 』という言葉がありました。これについては言い訳のしようがありません。」とコメントしています。

また、「試合中に配信を見る行為や、選手が知らない情報を伝えたことはありません。」と述べ、ストリームスナイプは一切行っていないと追記しています。

Formal Statement and Apology

Read: https://t.co/A4HXUGtoyd

— David Denis, RP (@daviddenisnd) February 1, 2022

先日開催された第1回のオープンは、Version1、XSET、The Guard、NRGがChallengersへの進出を決めています。第2回のオープンは日本時間で明後日より開始予定で、T1を始め、Luminosity Gaming、TSM、Gen.G、Rise、AndBoxなど、第1回で敗退したチームが出場予定です。