ランク戦で差別的発言をしたリトアニアのプロ選手、Riot Gamesから3ヵ月の出場停止処分が下される

Riot Gamesは4月14日、ランク戦で攻撃的かつ差別的発言をしたとして、AllianceやCGN Esports、Tundra Esportsでプレイした経験を持つリトアニア人選手krea6oNに3ヵ月の公式大会出場停止処分を下したことを明らかにしました。

公式サイトで発表された内容によると、krea6oNのランク戦中の振る舞いがVALORANTのグローバル競技ポリシーの7.3.1 "品位を欠いた、憎悪に満ちた発言" 、7.3.4 "ハラスメント" 、7.3.6 "差別・中傷" に違反するとして、VALORANT Champions Tour 2022 Stage 2が終了するまでの3ヵ月間、公式大会への出場停止処分を下したことを発表しました。以下、抄訳になります。

4月4日、VALORANTのコンペティティブにおいて、krea6oNは他の選手に対して断固とした攻撃的かつ差別的な発言を行いました。性別や人種を理由にした攻撃的な発言は、VALORANTのeスポーツエコシステムに参加する選手に求められる基準に直接的に違反します。

よって、krea6oNには、VALORANT Champions Tour 2022 Stage 2が終了する2022年7月25日まで、VALORANTの全ての公式大会へ出場停止処分とします。もし今後、本ポリシーに違反することがある場合、更なる出場停止や賞金没収など、罰則を強化します。

COMPETITIVE RULING - KREA6ONhttps://t.co/M9QBrMfJf8 pic.twitter.com/ehX3vRT6Mm

— VALORANT Regional Leagues (@valleague_emea) April 14, 2022

今月7日、配信中に差別的発言を行った海外の人気配信者へVALORANT含むRiot Gamesの全タイトルから永久追放を行うなど、差別的発言・暴力的発言に対して積極的な対策を行うRiot Games。先日には「悪質なボイスチャットを検出するシステムを開発中」と開発者が発言しており、今後より一層、同問題の改善に向け取り組みを行うことを明らかにしていました。