オンラインゲームでは敵を自動照準する「エイムボット」が長らく問題視されていますが、アメリカのロボット工学者、Kamal Carter氏は、ワイヤレスマウスを物理的に操作しターゲットを狙う「エイムボット」ならぬ「エイムロボット」を開発しました。

従来のエイムボットは、ソフトウェア上でゲームを制御し敵を自動照準するチートシステムですが、今回、Kamal Carter氏が開発したエイムロボットはPCの画面を視覚的に解析し、的を照準するハードウェア型のシステム。ワイヤレスマウスに4つのモーターを設置し、物理的にマウスを操作するシステムを開発しました。

Kamal Carter氏は、無料のAIMトレーニングゲーム"Aim Lab"でテストを行い、初めは5,312点のスコアからスタートしたエイムロボットでしたが、改良を重ねるにつれ、11,089点、17,277点、23,780点、26,405点と徐々にスコアは向上。一般的なスコアは40,000~50,000点と言われるAim Labですが、2ヵ月の開発期間を経て、大台の118,494点に到達。プロでも難しいとされる10万点の壁を突破しました。

更なる改良を続け、TenZの14万点越えを意気込んでいたKamal Carter氏でしたが、ここでトラブルが発生。マウスの高速な動きに耐え切れずモーターが破損。同氏は悔しくもプロジェクトの終了を発表し、「ロボットと人間の戦いは、最終的に人間が勝利した」と語り動画を締めくくりました。

YouTubeのコメントではプロジェクトの続行を願うコメントの他、「より性能の良いマウスを使えば高スコアが期待できる(動画で使用されているマウスはLogicoolのM185CG、約1,000円と比較的安価なワイヤレスマウス)」、「プログラマーにしか理解できない偉業」など、賞賛するコメントが多数寄せられています。

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