先日、自分のプレイを振り返ることができる「リプレイシステム」を将来的に実装することをVALORANTの開発陣が明言しましたが、リプレイシステムの必要性の有無についてプロ選手にインタビューした記事がRun It Backより公開されています。
インタビューにはFunPlus Phoenix所属のANGE1、Fnatic所属のBoaster、Liquid所属のJamppiの3人が回答。「必要ない派」と「絶対に必要派」に分かれ、それぞれで三者三様の意見となっています。
先日のASK VALORANTの投稿で、Riot Gamesの開発陣は「リプレイシステムの実装予定はない」と回答しました。そのことについて、どうお考えですか?(開発者がリプレイシステムを実装すると撤回した以前に行われたインタビュー)
ANGE1:正直、本当に嬉しいです。私たちは戦術やアイデアをコピーされる側のチームなので、リプレイシステムが存在することで、更に容易にコピーされてしまいます。リプレイシステムが存在しない現在は、アーカイブを見ながらミニマップを同時に確認する必要があるため、戦術のコピーは本当に大変なのです。
私たちは他チームの作戦を真似ることなく、自分たちでアイデアを出し合っています。そのため、リプレイが無くても正直困りません。しかし、もしリプレイシステムが登場した場合、私たちも他チームの戦術のコピーをするかもしれません。
Boaster:あっても無くても別に気になりません。作った戦術が盗まれる方が嫌かもしれませんが、正直なところ、たいして気にしていません。皆は「リプレイが欲しい!」と騒いでいますが、私は落ち着いている方です。
アーカイブを見たり、ミニマップを見たりすることは結構好きですが、個人視点も見れたらいいなとは確かに思います。しかし、全員分の個人視点を見るなんて、そんなことをする時間はありません。
リプレイシステムが存在することで、セミプロ以下の選手たちが早く作戦を吸収できることは非常に良いことだと思います。そうすれば、メタの変遷や個人の成長スピードに違いが現れたりと、競技シーン自体が成長していくと思います。
正直、今はこのままでいいと思います。皆は自分のしたいように作戦を考えればいいし、私はたいして気になりません。私は私なりに、現状あるものだけで作戦を磨いていこうと思います。
Jamppi:VALORANTにリプレイシステムが存在しないのは、正直謎です。私の経験になりますが、CS:GOの若手期待の選手として私が注目を集めていた頃、自分は撃ち合いが最強と自負していました。当時16歳、17歳くらいだったでしょうか。
しかし、当時所属していたチームのコーチに「Jamppi、君にはまだ才能が眠っている。他の選手のプレイをもっと見て上手くなるんだ。」と言われたんです。そして、CS:GOで最強と評されるAWPer(VALORANTで言うオペレーター使い)のデモをひたすらに見ました。それは私がゲームが上達するターニングポイントとなったと思います。
この話は私だけに言えることではなく、本気で上達したい若い選手たちにも言えることです。プロのプレイを研究するということは、とても大事なことです。
当時私はセミプロシーンでプレイしていましたが、世界ランキング50位程度のチームの選手を参考にしていました。syrsoN(ドイツ出身のAWPer)は特に好きな選手で、彼から多くのことを学びました。
VALORANTで例えた場合、15歳の少年が私と同じエージェント(オーメンやソーヴァなど)でプレイしているとします。彼は私のアーカイブを見ることで、上達するきっかけを得ることができるでしょう。
競技シーンにおいて、リプレイシステムが存在することは非常に重要なことだと思いますので、いずれは実現してほしいと願っています。

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