8月7日から行われた「VCT 2022 EMEA LCQ」の決勝戦にて、「Liquid」が「M3 Champions」を3-1で破り見事勝利を収めました。優勝したLiquidは9月にトルコ・イスタンブールで開催予定の「VALORANT Champions 2022」へヨーロッパ代表として出場します。
VCT 2022 EMEA LCQ
VCT 2022 EMEA LCQは、2022年8月7日-14日の1週間にかけ開催されたRiot Games主催の公式大会です。賞金総額5万ユーロ(約690万円)で開催され、優勝した1チームにVALORANT Champions 2022の出場権が贈られます。
大会にはGuild Esports、Team Liquid、M3 Champions、Acendなど、ヨーロッパのサーキットポイントランキング3位-10位の計8チームが出場し、形式は全試合BO3のダブルエリミネーション(決勝はBO5)で行われました。
決勝 Liquid vs M3 Champions
決勝は互いにメンバー変更を行ったばかりのLiquidとM3 Championsが対戦。LiquidにはL1NKに代わりDimasickが加入し、つい先日にフリーエージェントチームを表明したM3 Championsにはd3ffoに代わり、Jady、Purp0が新加入しています。
1マップ目のバインドは序盤からM3 Championsが有利に展開し、前半ラウンドは7-5のリードで折り返し。後半ラウンドのピストルラウンドはLiquidが取得しますが、Sheydosのエースなど、M3 Champions側の好プレイが頻出し、13-8でM3 Championsがバインドを取得しました。
1マップ目を取得し勢いを付けたM3 Champions。しかし2マップ目のアイスボックスでは互いにラウンドを取って取られるシーソーゲームが続き、LiquidのScreaM、Jamppiがチームを牽引。2人のキル数は合わせて50キルを超え、13-11でLiquidがアイスボックスを勝ち取りました。
4K Clutch Chamber Champ @Jamppicsgo 💪 pic.twitter.com/DLSRPAwe7q
— Team Liquid Valorant (@LiquidValorant) August 14, 2022
3マップ目はアセント。先日の試合でLiquidがフェニックスを見せたマップですが、今回もScreaMがフェニックスを起用。ピストルラウンドを取得したLiquidは試合の流れを掌握し、13-6で余力を見せ勝利しました。アセントでは特にScreaMが活躍し、最終スコアは26キル11デスとスコア1位で勝利に導きました。なお、国内では「Liquid」、「ScreaM」に続き、「フェニックス」がTwitterのトレンド入りするなど、大きな注目を集めました。
HOW DO YOU KEEP DOING THIS @ScreaM_?! pic.twitter.com/UBIaH8di17
— VALORANT Champions Tour EMEA (@valesports_emea) August 14, 2022
Liquidのマッチポイントに迫る4マップ目はブリーズ。M3 Championsは6人目の選手であるPurp0を起用し逆転を図りますが、M3 Championsは重要な場面でのミスが目立ち、ラウンドを落とし続けます。一方、ScreaMのジェット、Jamppiのチェンバーは一貫した活躍を見せ、13-8でLiquidがブリーズを取得。最終スコア3-1でLiquidがVALORANT Champions 2022への出場権を手にしました。
今回の試合で最も活躍した選手はLiquidのScreaM。4マップを通して91キル60デス12アシストでヘッドショット率は脅威の45%を記録しています。昨年のVALORANT Champions 2021では惜しくも4位入賞に終わったLiquidですが、メンバーを入れ替え新体制となった今、更なる結果を残すことはできるでしょうか。9月に行われるVALORANT Champions 2022に注目が集まります。
最終順位
- 1位 - Team Liquid (VALORANT Champions 2022)
- 2位 - M3 Champions (€15,000)
- 3位 - G2 Esports (€10,000)
- 4位 - OG LDN UTD (€7,000)
- 5-6位 - Natus Vincere (€5,000)
- 5-6位 - Guild Esports (€5,000)
- 7-8位 - Acend (€4,000)
- 7-8位 - BBL Esports (€4,000)
2マップ目の解説部分、取っと取られる→取ると取られる ですかね
返信削除いつも更新お疲れ様です
どちらかと言えば"取って取られる"じゃないか
削除コメントありがとうございます。修正いたしました。
削除日本語って難しい
返信削除m3cはデュエリストがいるな
返信削除ブリーズとか完全にJett diffだったし
Chronicleも「デュエじゃないのにそのエイムはイカれてる」枠だったのにデュエチェンバー使ったらEMEAの平均的なエース枠になっちゃったし
VCT無敗の男フェニックス
返信削除L1NKェ…
返信削除スクリーム様本当にかっこい
返信削除世界でもHSアーティストっぷりがまた見れると思うとワクワクする
クロスヘア揃えて応援してます
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