昨日ブラジル・サンパウロで行われたVCT 2023 LOCK//INで見事優勝を果たしたFNATIC。決勝のLOUD戦では5時間超に渡る接戦を繰り広げ3-2で勝利を収めたFNATICですが、同チームのキャプテンを務めるBoasterが自身のキャリアの振り返りとプロを目指す若手選手へのアドバイスを試合後記者会見で語りました。

試合後には目に涙を浮かべ、応援してくれたファンへの感謝と喜びを語ったBoaster。試合後に行われたメディア向け記者会見ではeスポーツのプロ選手としてもがき続けた低迷期、そして世界王者まで登り詰めた経緯を語りました。

「私が初めてCS:GOのチームに加入したのは18歳の時で、当時は意欲に満ち溢れていました。そして母親に『お母さん、僕は来年には絶対にプロゲーマーになる』と語ったことを覚えています。

しかし次の年、そして次の年も同じことを母親に繰り返し言い続けました。時にはウェイターとしてアルバイトしたり、叔父の会社を手伝ったりしていましたが、丁度その時、VALORANTがリリースされたのです。その時私は決意しました。『本当はこういった仕事(アルバイト)は望んでいない。プロになりたい。』と。」

2015年にCS:GOの競技シーンに参入し、イギリス国内の競技シーンで戦うも何度も挫折を経験してきたBoaster。2020年には一度プロの道を外れ、EXCEL所属のストリーマーとして活動した時期もありましたが、記者会見では若い頃の自分を振り返りながら、プロを目指す若手選手たちにメッセージを送りました。

「6年後、君は今より更に大きな存在になっているはずです。正直なところ、一生懸命もがき続け、同じくもがき続ける人たちに囲まれているならば、いずれ正しい道に進むはずです。あなたの周りには、あなたに似た選手たちが集まってくるのです。

もし練習を怠ったり、だらだらしていたら、周りにはそういった選手たちが集まってきます。一生懸命頑張るあなたを見て『それでも僕は頑張らない』という仲間はいないと思います。

一度競技シーンのトップに立つと、その努力を続けることができれば、そのレベルを維持することは非常に簡単な事です。練習は怠らないこと、感情的にならないこと、そして後悔しないようにすること、これらは常にチームメイトに話続けています。」

今年で28歳とVALORANTの競技シーンではベテランに位置するBoaster。今月27日にはVCT 2023のインターナショナルリーグが開幕しますが、今年6月に開催予定のVCT 2023 Masters Tokyoへの出場、そして国際大会連覇を果たすことはできるでしょうか。今後の更なる活躍に注目が集まります。

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