本日行われたVCT AMERICAS 2023の決勝で0-3でLOUDに敗れたNRG。プレイオフの僅か1週間でEvil Geniusesと2試合、FURIA、Cloud9、LOUDと計5試合をこなした同チームですが、キャプテンを務めるFNSが過密なスケジュールとなった今大会の形式を批判しました。
アメリカ、ヨーロッパ、アジアで開催されたインターナショナルリーグは、約2ヶ月に渡る総当たり戦を勝ち抜いた上位6チームがプレイオフに進出し、6チームによるダブルエリミネーション形式のプレイオフで優勝チームを決定する形式が採用されています。
しかし、レギュラーシーズンの過密スケジュール、そしてプレイオフ1回戦で勝利し、2回戦で敗戦したチームは最長で5試合を毎日戦う必要があるなど、一部メディアでは「プレイオフはロワーブラケットが有利」と形式を批判する声が上がっています。
そして今日、決勝でLOUDに敗れたNRGに所属するFNSが自身のTwitterを更新。「全ての試合を終え、大会が終了した今、声を大にしてもう一度言います。この大会形式は、私たちから全てを奪い去りました。レギュラーシーズンでは9週間、週1回のペースで対戦し、プレイオフでは1週間で5試合をプレイしました。更にプレイオフのうち2試合はBO5でした」と、VCT AMERICAS 2023の過密すぎるスケジュールを批判しました。
また今大会2位でVCT 2023 Masters Tokyoへの出場権を手にしたNRGですが、FNSは続けて「そして私たちはすぐに日本の大会に出場し、その1ヵ月後にはVALORANT Champions 2023が控えています。それからオフシーズンで5ヵ月も休みます。信じられません」と述べ、2023年上半期に詰め込まれたVCT 2023のスケジュールに苦言を呈しました。
Now that we’ve qualified and it’s all set and done, I’ll say it again. This format took everything out of us. We played 1 match a week for 9 weeks, then played 5 matches, 2 of which were bo5s in ONE WEEK. Now we have Tokyo, then Champs a month later….. then 5 months off? Bruh
— NRG FNS (@FNS) May 29, 2023
なお今回のツイートでFNSは「もう一度言います」と述べているように、先日に公開されたDexertoのインタビューで今大会の形式を批判しています。FNSは「競技シーンのトップながら、ハイペースな試合スケジュールは選手にかなり悪影響だと思います。短い期間で行われるため、視聴者にとっては都合が良いかもしれません。しかし、選手にとってはベストな状態で挑むことができないため、好きではありません」と、自身の見解を述べています。
またFNSはFURIA戦のヘイヴンで起用したヴァイパーは1回しか練習していないと指摘し、「今大会は集中力を高め、作戦を見直しするための時間がないのです。プレイオフの殆どはたった1日の準備で臨んでいます。1週間という短い期間で、このような過密なスケジュールが採用されるとは考えられません」とコメントを残しました。
VCT AMERICAS 2023では準優勝に終わったNRGは、日本時間6月11日に開催されるVCT 2023 Masters Tokyoに出場予定。優勝賞金35万ドル(約4,900万円)と2023年第一回世界王者の称号を目指し、優勝を狙います。

コメント