南アジアで開催されたVCL 2023 SA Split 2ではOrangutanが見事優勝を収め、アセンショントーナメントへの出場権を手にしましたが、勝者側トーナメント決勝の試合終了後、1台のトゥクトゥクに8人で乗り込み、会場からホテルに帰宅していたことが明らかになりました。

今月8日に行われたOrangutan vs Aster Armyの試合では、Orangutanが2-0で勝利を収め決勝進出を果たしましたが、試合終了後、重大なトラブルが発生。大会を主催するNODWIN Gamingがホテルまでのバスの手配を忘れ、両チームの選手は会場外に取り残される事態が発生しました。

当時の状況について、Orangutanのマネージャーを務めるPalak JainはTwitterで「Nodwin Gamingさん、バスを手配してください」と投稿。またAster Armyのコーチを務めるVandelakは「自分たちチームも同じ状況です。バスは1時間30分後らしいです」とコメントを残しています。

しかし投稿から僅か数分後、Orangutanに所属するAzysは1台のトゥクトゥクに選手、コーチ、マネージャー含め8人で乗り込む動画を公開。帰宅用のバスが手配されていなかったものの、トゥクトゥクを急遽手配し、無事ホテルに帰宅することに成功しました。

eスポーツのオフライン大会は、PC環境の整備、良好なインターネット速度、食事、宿泊施設など選手に快適にプレイしてもらうため様々な点を配慮する必要がありますが、ホテルから会場までの交通手段も重要な要素の1つ。

新型コロナウイルスの拡大も落ち着き、今後世界各地でオフライン大会が増えていくことが予想されますが、会場とホテルを行き来する交通手段問題は主催者側が注意すべき点の1つでしょう。

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