SCARZ「Allen」がLFTを表明

川崎市のeスポーツチームSCARZに所属するAllenは7月26日、新たな所属先を求めLFTを表明しました。役割はフレックスおよびコントローラー、言語は日本語と英語に対応可能で、活動地域は日本とアジア全体としています。

【LFT】 チームとの協議の元、LFTを出すことになりました。興味を持っていただけたチーム様や企業様は自身のTwitterDMにてご連絡頂くと幸いです。
Role : Flex/Controller
Language: JP/EN
Region: JP/APAC

— SZ Allen (@Allen_vlr) July 26, 2023

現在19歳のAllenは、2021年にVALORANTの競技シーンに参入（当時はAIKawaiのプレイヤー名で活動）。翌年1月に加入したINSOMNIAではVCT 2022 Japan Stage 1でエヴァ:eに勝利、Crazy Raccoonから1マップを取るなど躍進を見せますが、僅か2ヵ月で解散を発表しました。

そして今年1月、約半年の休養期間を経てREJECTに加入。VCJ 2023 Split 1ではオープン予選突破を果たしますが、メインステージでは0勝7敗と最下位で終了。大会終了後に放出が発表され、翌月にSCARZへ移籍しました。

英語をコミュニケーション言語とするSCARZですが、Allenは日本語と英語のバイリンガルのためいち早くチームに溶け込み、加入して僅か1週間でVCJ 2023 Split 2のアドバンスステージ突破。続くレギュラーシーズンでは6勝1敗で1位通過を果たし、メインイベントではFENNEL、Jadeiteに勝利しインターナショナルリーグ昇格をかけたアセンショントーナメントへの切符を手にしました。

タイ・バンコクで開催されたアセンショントーナメントではグループステージを3勝1敗で2位通過、そしてプレイオフでは東南アジアの強豪Fancy United、NAOSに勝利しますが、決勝で優勝候補のBleed Esportsに行く手を阻まれ、惜しくもインターナショナルリーグ昇格には届きませんでした。