Laz「結局この形が一番パフォーマンスが出ると話し合った」LCQでのチェンバー起用やロール変更の理由を記者会見で語る

明日8月7日にロサンゼルスで開幕するVALORANT Champions 2023にアジア代表として出場する日本のZETA DIVISIONですが、同チームに所属するLaz選手が記者会見で今大会への意気込みや、LCQのチェンバー起用、ロール変更について語りました。

LCQではチェンバーの活躍があったかと思いますが、今大会で他チームがその対策をしてくると思いますか？またチェンバーのメタが復活するような兆しが見えていると思いますか？

難しい質問ですね。昔チェンバーが流行っている時と比べ、今のチェンバーはまた少し違うものだと思っています。他リージョンでもちょいちょいチェンバーがピックされるのは見たので、それなりにチェンバー相手の戦い方は知っているのかなと思います。

メタとしてチェンバーが流行るかは分からないですが、使っている分に特定のマップではかなり強いと思っています。しかしキルジョイのほうが非常に安定して仕事をこなせる強さを持っているので、去年ほどキルジョイとチェンバーが入れ替わることはほとんどないと思います。

LCQでは少しロールの変更があったと思いますが、その変更の背景を教えてください。

インターナショナルリーグを通して、出来そうなものと出来なさそうなものをみんなで話しつつ、結局はこの形が一番パフォーマンスが出そうだよねってことで決めました。

今回、IGLを担当するにあたって以前は少し難しいと仰っていますが、LCQの試合を観戦していて雰囲気も良くなっていたと感じています。どの点に気を付けていましたか？またチーム全体としてどのようなチーム作りを行っていたのでしょうか。

難しいと話していた点がどこだったかなといった感じなんですが、今このメンバーでIGLをするにあたって、ロール問題だったり、IGLのやりやすいロールなどいろいろ試していく中で、LCQでベストな形を見つけることができたのかなと思っています。

SNSでは「これがZETAだ（This is ZETA）」といった言葉が飛び交っていますが、この世界大会でチームをどのように世界に覚えてもらいたい、印象付けたいと思っていますか？

日本リージョンでは応援してくれる方が本当に多くて、「これがZETAだ」という応援を頂けてすごく嬉しかったです。世界で覚えられるという点では、理想は良い試合をして勝ち進んで、強いZETAとして覚えてもらえるような形になると嬉しいです。

グループステージではFNATIC、NRG、Bilibili Gamingと対戦しますが、それぞれ対戦するとしたらどのような試合になると思いますか？

どのチームも非常に強いチームだと思いますが、FNATICは言わずもがな世界チャンピオンですし、NRGも昔から対戦してきた選手が多くて良いチームであることは知っています。Bilibiliもよく練習相手として対戦してくれたチームでめちゃくちゃ強い選手が揃っています。自分たちがやることとしては、一戦一戦勝ち進んでいくことだと感じています。

初戦がFNATICに決定しましたが、国際大会連覇中の強豪チームと初戦で当たることについてどう感じているか教えてください。またMasters TokyoでBoaster選手が「次はもっと日本のチームと戦いたいです」とメッセージを送っていました。それを聞いて感じたことや今応えたいメッセージがあればお願いします。

この舞台で世界チャンピオンと戦えることを、すごく楽しみにしています。Boasterが日本のチームと戦いたいと言ってくれて、こうして結構早い段階で実現できたのは嬉しいです。また日本リージョンから世界で戦えるチームがどんどん増えてくれると嬉しいと思います。

いつも国際大会の前、一戦一戦全力で戦っていけるところまで行くというスタンスでプレイされていると思いますが、そのスタンスは今回も変わりはないでしょうか？またLaz選手自身やチームのコンディション、パフォーマンスについて教えてください。

スタンスは変わりません。チームの状態も良くて、試合が楽しみです。

LCQ終了後から今大会までの期間、すごく短かったと思いますが、この短い期間の中で渡航等も含めての忙しさだったろ、練習の精度や正確さはいかがでしたか？

移動が大変だったのもそうですし、時差ボケなどいろいろありました。LCQが終了してから練習するチームが減ってしまったのがあって、練習の効率は少し落ちています。しかしやれることをやるだけかなと思っています。

LCQではLaz選手がIGLでしたが、今大会では誰がIGLを担うのでしょうか？

その辺は変更がない思っています。

日本から応援する皆さんへ応援の言葉をいただけないでしょうか。

皆さん応援ありがとうございます。こうしてまたインターナショナルな舞台に立ててすごく嬉しいと思っています。頑張ります。