昨年9月、トルコで開催された世界大会VALORANT Champions 2022に出場したXSETですが、同チームの元所属選手とコーチが同大会のスキン収益未払いを巡りチーム側に訴訟を起こしたと、eスポーツメディアのDot Esportsが報じました。

今回訴訟を起こしたメンバーは、Zekken、Cryo、AYRIN、dephh、SyykoNTの5人。XSETは本来、チームメンバーにスキン収益の50%を分配する契約を結んでいましたが、XSET側がこの支払いを拒否したと判明。契約文書には「XSETは、Riot Gamesから提供された売上の50%を選手とコーチに平等に分配することに同意します」と明記されていながら、拒否したと報じました。

VALORANT Champions 2022のスキン総売上高は、3200万ドル(約45.7億円)を計上し、XSET含む各チームには100万ドル(約1.42億円)近い金額が支払われましたが、その50%の80万ドル(約7,100万円)が選手らに支払われていないといった内容となります。

元選手らはXSETと契約した仲裁合意に従って解決を目指していますが、XSET側は2,000ドル(約30万)の仲介手数料を拒否。XSETとの契約には「仲裁に関する全金額はXSET側が負担する」との記載があることから、XSET側がこれを拒否し続けることで交渉は停滞を続けています。

なお、XSET側も各メディアに対して声明を出しており、「私たちは訴状に対し合意できません。現在主張されているように、契約が修正されていないことを皆さんが証明することを楽しみにしています」と述べました。以下全文になります。

「残念なことに、情報の発表前に、どのジャーナリストやメディアも私たちにコメントを求めませんでした。eスポーツは昨年、大きな課題に直面しましたが、世界のスポーツシーンに欠かせない存在として足場を固めています。XSETはその分野における変化と成長の代弁者になることを常に求めてきました。

契約上の問題はプロスポーツの一部ともいえる悲しい現実です。私たちは訴状に対し合意できません。現在主張されているように、契約が修正されていないことを証明することを楽しみにしています。

XSETではゲームで夢を追い続ける選手たちを支援するため、懸命に働いています。XSETが稼いだ資金は全て、ゲーマーたちとeスポーツの未来に投資されています。彼らが自分たちの努力に見合う報酬を得られるよう、今後も支援したいと思っています。途中でぶつかることがあっても、ゲームの継続的な進化に、私たちは興奮しています。」

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