神奈川県川崎市を拠点に活動するeスポーツチームSCARZは10月13日、VALORANT部門に所属するTORANECOが競技シーンから引退することを発表しました。TORANECOは同チームのコンテンツクリエイター部門に移行し、キャスター転向に意欲を示しました。

TORANECOは、2020年にVALORANTの競技シーンに参入。FIRST Gaming、FAV Gaming、Hexadなど国内チームを経て2022年5月に加入したBLUE BEESでは当時国内では珍しかった日露混合チームとして活動。Jemkin、Kr1stal、善悪菌と共にVCT 2022 Japan Stage 2でプレイオフ進出を果たしました。

そして2022年8月、BLUE BEESのメンバーと共にSCARZへ移籍を発表。翌年3月に行われたVCJ 2023 Split 1での3位入賞を皮切りに国内トップシーンの地位を獲得し、続くSplit 2では見事優勝を達成。日本代表としてアセンショントーナメントへ出場を果たしました。

アセンショントーナメントではDplusなどアジアの強豪を下し3勝1敗でグループステージ突破を果たし、プレイオフではNAOSなど東南アジアのトップチームを破り決勝へ進出。しかし決勝でシンガポールのBleed Esportsに惜敗し、惜しくもリーグ昇格は叶いませんでした。

TORANECOはコントローラーからセンチネル、イニシエーターなど幅広いエージェントを得意とすることで知られ、日本語と英語を話すことができるバイリンガルを活かし国際チームをキャプテンとして牽引。ゲーム理解度の高さとスマートなプレイでチーム躍進に貢献しました。

今回の発表について、公式サイトでは「私の中では選手の引退は前向きな考えでおり、名残惜しさもありつつも自身の選択肢に挑戦する機会を作った心積もりでいます。これからの活動ですが、まずは第一にどういう形であれキャスターとして引き続きesportsに関わらせていただきたいと考えております。コミュニティ大会をはじめぜひオファーいただけると幸いです」と述べ、キャスターへの転向に意欲を示しました。

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