常駐型の強力なアンチチートツールのVanguardを導入するVALORANTですが、先日新たにチート対策を強化したことを同システムのシニアアンチチートアナリストを務めるGamerDoc氏が明らかにしました。
チート撲滅を目指すコミュニティ団体のAnti-Cheat Police Departmentの追記によると、今回のアップデートによりWindowsのセキュリティ機能であるHVCIを有効にしないとゲームを起動できない可能性が有るとのこと。HVCIとはWindowsが標準搭載するメモリ保護ツールで、コードの改ざんや実行を防止し、脅威からカーネルを保護します。なお、該当するPCでは起動時に「VAN: RESTRICION」のエラーコードが表示されるとのことです。
「Vaunguardに新たな制限が追加されました。VALORANTを起動するためには、HVCIを有効にする必要があります。HVCIを有効にすることで、カーネル内で署名されていないコードを実行できないようになり、システムの完全性が保証されます。これにより、チートに必要なコードを読み込むことができなくなり、ほぼすべての内部および外部チートを防止できます。一部のDMAチートもブロックするでしょう。実際にBANされたユーザーも現れ始めています。」
VAN: RESTRICTION HVCI
— Anti-Cheat Police Department 🕵️ (@AntiCheatPD) July 10, 2024
Vanguard added a new restriction. Players now may need to enable HVCI to be allowed to launch VALORANT. Enabling HVCI (Hypervisor-Protected Code Integrity) ensures system integrity by disallowing unsigned code to be executed in the kernel.
This prevents… https://t.co/LqXqBrf8DY
投稿には同団体が独自に潜入したチーターたちの交流サーバーのスクリーンショットが添えられており、「エラー画面が出てゲームが起動できない」や「ゲームを起動したら『HVCI enabled(HVCIを有効にしてください)』の画面が出たぞ?」など20以上の泣きわめくチーターたちのコメントが確認できます。
なお、Riot Gamesの公式サポートでも「VAN: RESTRICION」のメッセージが出た際の対策方法が記されており、TPMを有効にする、UEFIに切り替える、セキュアブートを有効にする、IOMMUを有効にする、HVCI/VBSのメモリ整合性を有効にする、Windowsを更新するの6つの方法が記載されています。いずれもWindowsのセキュリティ機能ですが、ゲーム起動時に上記のエラーが出た際は確認してみてはいかがでしょうか。

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