ブラジルを拠点に活動するeスポーツチームのSAGAZは8月10日、VALORANT部門に所属する選手らと契約を終了することを発表しました。選手らは給与問題やチャレンジャーズリーグ出場枠を奪われたと指摘するも、チーム側は解散理由をスポンサー不足による資金難を挙げました。

以下、所属選手らとチーム側の声明になります。選手らはSplit 3に向けたブラジルのチャレンジャーズリーグ降格戦を勝ち抜いたものの、月給200レアル(約5,000円)といった薄給で契約更新を提案されたことから退団を表明。また出場枠は引き続きチーム側が保有し、ロスターを刷新して再挑戦する意向を明らかにしました。

Maverick:SAGAZのメンバーとしてチャレンジャーズの降格戦を戦い、ギリギリの状態でなんとか残留することができました。チーム側からは契約更新を提案されましたが、それはプロを馬鹿にするような内容でした。正直言って、侮辱されたように思えます。そのため、私たちは更新を拒否し、Split 3には出場しないことを選択しました。なぜなら、チーム側が私たちにその枠を譲らなかったためです。

phc:こんにちは。皆さんご存知の通り、私たちはチャレンジャーズリーグの出場権を手にしましたが、チームは月給200レアル(約5,000円)といった乱暴な提案をしてきました。そのため、私たちはオファーを拒否しました。

より良いパフォーマンスを出すために1日12時間以上を費やし、選手とコーチが成し遂げたものをチーム側が取り上げることはフェアではありません。私たちは家族を養うために働いているのです。その金額では家族を支えることはできません。今後正しい判断が下されるように、Riot GamesとGamers Club(ブラジルのチャレンジャーズリーグの運営)にハッシュタグをつけて拡散してください。

zaninZS:SAGAZの発表を受け、私たちに何が起きたのか皆さんにお伝えしようと思います。Split 2を終えメンバー変更があった後、私たちは努力を重ね、降格戦からチャレンジャーズリーグへの出場権を再び手にすることができました。

しかし、この快挙の後、WhatsAppのボイスメッセージで月給200レアルの提案を受けました。私たちは大人です。家族を養わなければいけません。私は祖父と2人暮らしで、祖父の面倒は私が見ています。このような乱暴な契約は家族にも影響を与えます。チームが財政難に直面していることは理解していますが、この枠は私たちとコーチが勝ち取ったものです。

私たちは毎日戦い、身を捧げています。もしロスターを維持することができないのであれば、その出場枠を私たちに返してください。Riot Games、Gamers Clubが正しい決断をしてくれるように、みなさんハッシュタグをつけて拡散してください。お願いいたします。

SAGAZ(選手を放出したチーム):2023年4月の設立以降、私たちはブラジルシーンの発展に専念してきました。しかし、資金調達やスポンサーからの支援不足など大きな問題に直面し、難しい状況に置かれています。適切に運営するための資金が不足しており、スポンサーからの支援も得られないことから、私たちはチーム存続のために事業を縮小するという決断に迫られました。

加えて、Split 2の結果(SAGAZは10チーム中10位で終了)で経営戦略の必要性がありました。このような状況に加え、チーム側が提示した契約は選手たちに拒否されたことから、所属する全選手を解雇することになりました。非常に難しい決断でしたが、これはプロシーンでチャンスを求める新しい才能に場所を与えるためです。私たちはロスターを刷新し、将来有望なポテンシャル溢れる選手に成長するチャンスを提供します。

私たちは選手たちの努力に感謝の意を表します。私たちはSAGAZを強化する方法を引き続き模索し続けます。皆さんの応援のおかげで、私たちはより強く復活できると確信しています。この期間中の皆さんの理解とサポートに感謝します。ともにブラジルシーンの未来を築き上げましょう。

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