先日、各地域でのVCT 2026 Stage 1の全試合が終了しましたが、各地域の視聴統計をEsports Chartsが発表しました。PACIFICでのウォッチパーティにてLazが視聴時間ランキング1位を記録したことや、各地域リーグにて視聴者数が減少傾向にあることが明らかになりました。

今回の発表では、EMEAやAMERICASと主要地域での視聴時間が前年から20%以上減少し、AMERICASにいたっては最大同時視聴者数が2025年から24%超の減少という、年間でも最大規模の落ち込みを見せています。さらに、ウォッチパーティー配信者の減少が響いたCHINAでは、国際的な注目度が激減しピーク視聴者数が前年比で70%以上も下落するなど、世界的な視聴者数の減少傾向が顕著となっています。

日本を含むPACIFICは視聴時間はわずかに減少したものの、唯一の2,000万時間を突破し、全リーグの中で最も視聴された地域となりました。FULL SENSEが決勝に進出したことでタイのコミュニティによる熱狂的な後押しもあり、決勝は同リーグ史上最高となる553,883人のピーク視聴者数を記録しました。これにより、これまで総視聴時間で優位に立っていたAMERICASをプレイオフ終了時点で逆転し、PACIFICが世界トップの視聴規模を誇るリーグなりました。

そして、この記録を支えているのが、熱狂的なファンベースを持つ日本コミュニティの存在で、今大会中、元プロ選手で現在はZETA DIVISIONのクリエイター部門に所属するLazがPACIFICで最も視聴されたウォッチパーティー配信者となりました。日本公式配信の視聴者数を上回る40,000人以上の同時視聴者数を記録しており、日本のファンの熱量の高さが改めて証明される形となりました。

なお、リーグ全体ではブラジルチームをメインに配信を行い、同時視聴者数50,000人超を記録したブラジル出身のストリーマーであるTck10が1位、2位にFNSがランクインしましたが、全体の統計ではAMERICASはPACIFICに劣る結果となりました。

PACIFICの人気は、6月6日に開幕する VCT 2026 Masters Londonでの視聴者数増加にも貢献するとみられています。韓国での視聴者数減少を東南アジアや日本など他地域の成長がカバーしているほか、世界的な人気を誇るPaper Rexが出場権を獲得しています。AMERICASのSentinels、EMEAのFNATICといった各地域の人気チームが出場を逃したことで、大会全体の視聴者数への影響が懸念される中、PACIFICのチームがどこまで牽引できるかに注目が集まります。

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