ヨーロッパを拠点に活動するeスポーツチームのAcendは9月16日、VALORANT部門を解散することを発表しました。所属する全選手・コーチと契約を終了します。

皆さん、最近時間が過ぎるのが早いと感じませんか? 観客のいないオフライン大会を覚えていますか?選手たちは小さな暗い部屋で戦っていました。私たち(元Raise Your Edge Gaming)は、当時新設されたばかりのVCT 2021でOGを2-0で破り、Masters 1への出場権を獲得しました。多くの著名なeスポーツチームと同様、OGはDota 2での名声を元に、VALORANTでもその名を広めようとしていました。一方、Raise Your Edgeは1人のプロポーカープレイヤーのスポンサーにより運営されているチームでした。OGへの勝利はこれは私たちにとって大きなものでした。

Mastersへの出場権を獲得すると、Riot Gamesは私たちに対し、ギャンブルに関わるあらゆることを禁止することを伝え、リブランドしなければMastersへの出場権を失うことになると告げました。その5日後、私たちはAcend Esports Clubとして初試合で、FPSの歴史で最も名高い組織の1つであるNinjas in Pyjamasに敗北しました。

しかし、その1週間後にリベンジを果たしました。NiPをグループステージから落としました。次にFunPlus Phoenixと対戦しました。ANGE1、Zyppan、Shaoと強力な選手が揃ったチームとの対決でしたが、cNedがキルデス差+19を記録し、2-1で勝利を収めました。決勝では強力なメンバーを揃えたTeam Hereticsと対戦し、3−2で勝利を果たしました。BO5の激しい試合の中でcNedは111キルを達成し、初のMasters EUのトロフィーを獲得しました。

その後の展開は多くの皆さんも知っていると思います。私たちはMasters Reykjavikに進出できず、Masters Berlinでは「cNedを避けろ」という作戦に苦しめられました。しかし、その年の終わりには、Envy、Team Secret、Team Liquid、Gambit Esportsといったeスポーツ界の強豪を倒し、多くの困難を乗り越えてVALORANTのeスポーツにおける初代世界チャンピオンとなりました。あの9か月間は本当に狂ったような時間でした。

しかし、2022年は3回の国際大会すべてに出場できない厳しい1年でした。そして、Riot GamesはVCTをパートナーシップモデルへと移行し、私たちは深い段階まで選考は進みましたが、世界大会チャンピオンであるにもかかわらず、VCTへの参加は拒否されました。これは大きな打撃でした。なぜなら、私たちの選手たちは元世界王者として非常に注目されていたことから他チームへ移籍し、チームをゼロから再建しなければならなかったからです。しかし、私たちはこれまでにも何度も困難に直面してきたので、再び立ち上がり、ヨーロッパのチャレンジャーズリーグ内で最高のチームメンバーを集め、チームを再現しました。

しかし、2023年にVCTの昇格をあと一歩のところで逃したことは、VCTのチームスキンリリースの初年度を逃したことに加え、最高の選手を獲得するためにもう1年VCTのチームと競り合わなければならないことを意味しています。チームにとっては大きな打撃でした。そして2024年は私たちにとっても波乱の年でした。今年の中頃にRiot Gamesは2025年からは毎年リーグへの残留を勝ち取らなければいけないことを発表しました。

今年私たちはアセンショントーナメントに到達できませんでしたが、2025年に向けたスカウティングを続け、引き続き努力を重ねる計画でした。しかし、今年のTier 2は、大会主催者の経営破綻、賞金の未払い、大会の中止など衰退の兆しが顕著になっています。オフシーズンが長引き、賞金額が少ない、VCTの選手たちの給与が高騰する中で、チームを運営し続けるのはますます難しくなっています。

本当に辛い心境ですが、Acendが2025年のVALORANTの競技シーンに参加しないことを発表します。ますます厳しくなる環境の中で、チームを適切に運営することが困難になっているのです。

私たちが世界王者であったこと、そしてヨーロッパの最高の才能を育てたことを誇りに思っています。過去から現在に至るまで、AcendのVALORANT部門を応援してくださったすべてのファンに感謝します。いつかまたステージで皆さんにお会いできることを願っています。#RiseUp

今回解散を発表したAcendのロスターは以下になります。

  •  Gilad "ALIVE" Hakim
  •  Alessio "musashi" Xhaferi
  •  Nikolaj "Cullum" Andersen
  •  Artur "pyrolll" Minin
  •  Egor "chiwa" Stepanyuk
  •  Laurynas "Nbs" Kisielius(ヘッドコーチ)

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