タイで開催中のVCT 2025 Masters Bangkokで先日行われたEDward Gaming vs Team Liquidの試合で、ZmjjKKが試合中に無線マウスから有線マウスに切り替えたことが話題を集めましたが、それに向けて改善を進めていることをVALORANTのeスポーツ責任者であるLeo Faria氏が明らかにしました。

EDward Gaming vs Team Liquidの1マップ目スプリットの試合中にテックポーズを挟んだ後、ZmjjKKが無線マウスから有線マウスに切り替えましたが、マネージャーの配信によると、無線マウスを使用するとPCが不安定となり、動作が極端に重くなる事象に陥っていたことを明らかにしました。

今回の件については、Team VitalityのSayfやEvil Geniusesのicyなどのプロ選手が反応し、「競技の公平性を維持するために、Riot Gamesは早急に問題に対応するべきだ」や「昨年のMasters Shanghaiでも同じ問題が発生した」など、過去の大会から継続して発生している事象であることを述べ、問題の深刻さを指摘しました。

「Riot Gamesのステージ上のPCに関する継続的な問題への対応は、競技の公平性を損なっています。この問題はステージ上でのみ発生し、練習環境では起こらないにもかかわらず、有線マウスへの切り替えなどの『解決策』は、断じて受け入れられません。選手たちは透明性のある対応と、公平な環境を求める権利があります。」

「これは昨シーズンのMasters Shanghaiのプレイオフで、当時G2 Esportsに所属していた私たちのPCにも発生した問題です。プレイオフトップ4に進み、より大きなステージ、会場に移った際に私を含む数名の選手は有線マウスでプレイせざるを得ませんでした。何とか解決策が見つかることを願っています。」

これらの指摘を受け、VALORANTのeスポーツ責任者を務めるLeo Faria氏が自身のXで声明を公開。昨年10月から国際大会などにおける全PCの性能をアップデートすることを明らかにしていましたが、無事アップデートは完了したことを報告。なお、マウスについてはPCの不具合ではなくステージ上の機材が影響しており、対応を進めていることを明かしました。

「予定どおり、Masters Bangkokから新しい国際基準のPCの導入を開始しました。ステージおよび準備室の PCはすべて新しいものです。練習室を含むすべてのPCのアップデートは、今年後半に完全稼働する予定です。」

「また、無線マウスに関する問題を認識しており、対応を進めています。この問題はPCではなく、ステージ上の機材(カメラ、マイク、ヘッドセット、照明など)の多さによる信号への影響が原因です。有線マウスでプレイすれば解決しますが、プロ選手には自由にプレイしてもらいたいと考えていますし、ワイヤレスの方が優れているのは明らかです。対応を進めています。」

VCT 2025 Masters Bangkokは、2025年2月20日~3月2日にかけてタイ・バンコクで開催される賞金総額50万ドル(約7,500万円)のRiot Games主催の公式大会です。アメリカ・EMEA・パシフィック・中国のそれぞれのKICK-OFFを勝ち抜いた2チームの計8チームが出場し、優勝チームには賞金25万ドル(約3,700万円)と5チャンピオンシップポイントが贈られます。現時点で無線マウス問題の解決時期などは不明ですが、早急の対応が求められています。

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