昨年9月、ファンに惜しまれながらも10年間の選手生活に終止符を打ったSacyですが、過去に2021年にFNATICからオファーを受けていたことを明かしました。その中で、断った理由やFNATICからオファーの内容に驚いたことをRevoltaとのインタビューで語りました。
プロ選手にとって、FNATICやSentinels、T1やG2 Esportsでプレイすることは1つの夢です。VALORANTだけではなく、CSやLoLといったタイトルでもそうです。それにもかかわらず、FNATICのオファーを拒否し、LOUDに加入しました。その決断の背景を教えてください。
それにはいろんな理由があります。まず最初に話しておきたいのは、国際チームには入りたくなかったのが1つの理由です。当時はまだ何も結果を残していない選手でした。ブラジル国内でも、国際大会でもそうです。そして、なぜオファーを断ったかというと、自分自身の性格や今後のイメージができていたからです。
私は口が悪いといいますか、間違っていると思ったことにはちゃんと声を上げるタイプなのです。たとえ自分が間違ってても、「いや、でもこれはこうだろう」って主張するような性格です。そんな私が海外のチームに入ったところで、リスペクトされる存在となるでしょうか?想像できると思いますが、もしそのような状況になったらおそらくパフォーマンスもめちゃくちゃ落ちますし、ストレス溜まりますし、勝つことはできないと思ったのです。
自分にとって、キャリアにおける大きな変化を下すというのは、ブラジルチームで何か結果を残してからじゃないと意味がないと思っていました。それが、自分自身と本気で向き合って出した答えでした。妻にも「無理だよ。海外の選手たちに『おい、それ違うだろ』なんて言えない」と話しました。「お前誰だよ? 何も結果がないくせに、ハゲが偉そうに言ってんじゃねーよ」と言われると思いました。だからこそ、「そこまでして、自分のキャリアを台無しにする必要がある?」と思ったのです。
そこで、ブラジル国内で自分自身がリスペクトされる存在となり、国際大会でトロフィーを勝ち取るために、自分自身でチームを作り、ロスターを編成した方がいいと思いました。それが正解だったと思います
つまり、当時その時点でブラジルチームで世界を狙える可能性が見えていたということでしょうか?
そうです。本当に強い、すごく良い選手たちがたくさんいました。お金がどうこうといったわけではありませんでしたが、今振り返ると、あの時の自分は必死でした。FNATICが提示してきた金額、チーム構成、全部が本当にすごかったのです。FNATICが送ってきたプレゼン資料には、コーチやフィジカルトレーナーまで揃ってて、「おいおい、マジかよ。全部あるじゃん」と思いました。驚きでした。しかし、自分はギャンブルの道を選ぶことにしました。


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