Team Vitalityがardiisと契約終了を発表

フランスを拠点に活動するeスポーツチームのTeam Vitalityは6月3日、VALORANT部門のアンバサダーを務めていたたardiisと契約を終了したことを発表しました。

Today we say goodbye to our VCT Ambassador @ardiis.

Thank you for your support and co-streaming our first VCT EMEA title. pic.twitter.com/MpEzlvNmGw

— Team Vitality VALORANT (@TeamVitalityVAL) June 2, 2025

現在27歳のardiisは、2017年にCS:GOの競技シーンに参入。2020年にVALORANTへの転向を表明し、同年7月に加入したG2 Esportsでは公認大会6連覇を達成するなどシーン黎明期からトップシーンで活躍しました。その後はTeam Hereticsを経て、2021年12月にFunPlus Phoenixに加入。当時メタだったチェンバーを操り、VCT 2022 Masters Copenhagenでの優勝、VALORANT Champions 2022で4位など結果を残しました。

2022年11月に活動拠点をヨーロッパからアメリカに変更することを突如表明し、NRGに移籍。VCT AMERICAS 2023では準優勝、VCT 2023 Masters Tokyoでは4位を達成するも、2023年10月にはNatus Vincereに移籍。FunPlus Phoenixの黄金時代を築き上げた元チームメイトのANGE1、SUYGETSU、Shao、Zyppanと合流しますが、VCT EMEA 2024 Stage 1、Stage 2ともに6位で終了し、昨年12月に契約終了が発表されました。

ardiisは2024年中ごろからウォッチパーティーなど配信活動を中心にしており、昨年のVALORANT Champions 2024では当初中国チームを最下位に予想していたものの、EDward Gaming、Trace Esportsの躍進を受け、配信内で中国の国旗を背負ったり、国家を流したりといった中国チームを贔屓した応援などの手のひら返しで話題を集めました。昨年12月にはTeam Vitalityのアンバサダー就任してからはフランスの国旗を身にまとい、チームを応援していました。