VCT 2025 Masters Toronto、Esports World Cup 2025で準優勝を収めたFNATIC。現在開催中のVCT EMEA 2025 Stage 2ではKarmine Corpに初戦白星をあげ好調なスタートを切りましたが、Sheep EsportsのインタビューでChronicleがプロとして活動する原動力や、直近の成績について語りました。
VCT EMEA 2025 Stage 2の初戦勝利、おめでとうございます。久々のリーグ戦となりましたが、率直な気持ちを教えてください。また、想定内の結果でしたか?
もちろん勝てるとは思っていました。前回の試合(EWC)でも上手く戦えたため、特に難しい試合になるとも思っていませんでした。しかし、前回とは全く違うマップでの試合だったので単純な比較はできませんが、勝ちは勝ちです。
バインドで作戦は準備していましたか?Karmine Corpの構成にどう対処したか、教えてください。
バインドはあまり練習していなかったため、作戦は単純で、エージェント構成で相手の不意を突くことが狙いでした。直前まで別の大会に出場していたため、準備にあまり時間が取れませんでした。一方で、Karmine CorpはKICK-OFFから同じエージェント構成を使い続けていて、今回もそれを使ってくると予想していました。そのため、相手の対策というよりは、自分たちが一番やりやすい形でマップを進めつつ、彼らの戦略を潰すという方針でした。
ロータスはFNATICの得意マップと知られていますが、今回はKarmine Corpに敗れました。試合前の気持ちと、試合後の反省点を教えてください。
試合にはポジティブな気持ちで臨みました。相手がKarmine Corpだったこともあり、自信はありました。しかし、試合中に雰囲気が急に変わったのを覚えています。理由は分からないですが、チームのエネルギーが一気に落ち、一部の選手が普段のプレイを出せなくなりました。未だに原因はよく分かりません。今後しっかり分析していく必要があります。
アイスボックスではセージとキルジョイのダブルセンチネル構成を採用しました。序盤5-0と好調でしたが、6-6まで追いつかれました。Karmine Corpの追い上げにどのように対応したのでしょうか?
最初は良かったのですが、細かいミスや小さな判断ミスが積み重なってラウンドを落としてしまいました。集中力が切れたわけではありませんが、勢いが止まってしまいました。特に2vs5を落としたラウンドはかなり痛かったです。私自身はスコアが4キル14デスとかだったと思いますが、それでも自分の役割に集中していました。
リプレイを見返しても、特段悪いプレイをしていたわけではなく、運が悪かったり、チャンスがなかっただけだと思います。しかし、1~2回良いプレイができれば流れが変わると思っていたので、集中を切らさず、やるべきことをやりました。セージはアイスボックスでかなり制限のあるエージェントですが、要所でクラッチを取って、必要なプレイができたと思っています。正直、フラストレーションが溜まる役割です。
1vs5の状態で壁裏でスパイクを解除した場面も印象的でした。当時の状況を教えてください。
あれは「パッシブセージ(受け身なセージ)」といった感じで、単に賢く判断して動いただけです。「バトルセージ」とは全く別の話です。セージのアビリティはチームにとって重要なので、普段はかなり受け身でプレイしています。守りではリテイク、攻めではセットアップのタイミングで重要な役割を担っているので、読みが当たっても自分で勝負に出ることは少ないです。チームメイトを信頼し、サポートに徹しています。
Masters TorontoでのPaper Rex戦、EWCでのTeam Heretics戦と、2大会連続で決勝に進みました。Stage 2に向けての気持ちと、敗北からどう立ち直ることができたか教えてください。
できる限り休養を取りました。試合続きでそのままスクリムに入るのは無理があるので、EWCのあとも最低1日は完全に休みにしました。今回勝利できたとはいえ、Championsへの出場は確定していないので、気を抜けません。しかし、若手は1人だけで、チームには経験豊富な選手が多いので助かっています。2023年はほぼすべての国際大会に出ていたので、ハードなスケジュールには慣れています。そうした経験が今に活きています。
Stage 1とSplit 2の準備に違いはありますか?2連続決勝敗退を経て戦略の変更などは?
正直大きな変更を加えたり、新しい戦術を試す時間はなかったので、目の前の試合に集中するしかありませんでした。例外はバインドで、あのマップだけは2日間集中して練習しました。しかし、次の試合でまたバインドをプレイするかは分かりません。それがVALORANTです。来週の練習でまた状況を見て、何を使うか決めます。
現在のメタにおいて、過小評価または過大評価されている構成やエージェントはありますか?
どのチームも使っていますが、アイスボックスのオーメンは過大評価されてると思います。いずれ皆が対策するとは思いますが、そうなった時にはもう遅いです。Championsに出られないチームもあれば、出場できたとしてもこの構成に固執して負けてしまうかもしれません。私たちもこの構成には苦戦し、正直なんとか勝てたといった感じですが、徐々に対処できるようになってきています。とはいえ、FPSでは作戦だけでなく、個人技でも勝ち切れる可能性があるため、何が起こるかは分かりません。
あなたはVALORANT Tier1シーンで最も実績のある選手の一人です。長くトップに居続ける秘訣は?
とにかくプレイするモチベーションが原動力です。勝ち負けにはあまり執着していません。自分やチーム、相手にも特別な期待はしていません。そのマインドが地に足をつけさせてくれます。常に高いパフォーマンスを出し続けて、Tier1に居続けたいのです。EWCのパフォーマンスはキャリア最高だったかもしれませんが、まだまだこれからだと思ってます。
まだ22歳ですし、ANGE1は36歳でも現役です。まだ時間はあります。もちろん、eスポーツの世界に保証はありませんが、今後すべての大会で優勝してもおかしくはありません。何が起きても不思議ではないと思ってます。
試合前にあった、何か面白いエピソードはありますか?
今日はアシスタントコーチをいじって遊んでました。説明できないくらい身内ネタなのですが、彼はアイルランド人なんですけど、ドバイに行く話になると、なぜか“Split the G”と言います。意味はよく分かりませんが、それをずっとネタにしてました(笑)。また、kaajakのTikTokを見ていましたが、それがめちゃくちゃ面白いです。ネット上で一番脳が溶けるコンテンツだと思います(笑)。超おすすめです。
どのチームもジェット使ってた人がオーメン使って負けてるの見たくないです
返信削除オーメン入り0デュエと
削除ジェットソーヴァヴァイパーキルジョイ@1のオーメンでは話違いそうやしね
まあこれ
削除フラッシュ削って2コンの片割れとして出すのとノーデュエのオーメン枠は全然違う
でも確かにこの採用でも正直オーメンである必要があるかと言われたら微妙だよな
メインモクいないPRXとかメインモクがヴァイパー下手なチーム(Gen.G)とかが出すのは分かるけどメタって言われるほど強いかと言われたら微妙
アルファもクロニクルも若すぎやろ
返信削除どっちも25はいってるとおもってたわ
Alfajerは30越えの貫禄はしてる一応
削除Stage1がそうだったけど今年の
返信削除地域予選のAlfajerあんまり
ふるってないよね、なんでだろう
stage2初戦は疲れで限界だったっぽい
削除クロ様22なの脳バグるわ
返信削除マジでマインドからしてかっこよすぎる
返信削除Chronicle=年代記って名前で今後何年もTier1に居続けられたらマジでかっこいいと思う。
返信削除27ぐらいだと思ってた
返信削除元水泳選手で既婚で三冠でコイツ何歳なんだ?
返信削除アイスボックスのオーメンはオーメン自身がマップ相性いいわけじゃなくて、オーメン自体の性能が高い+使い慣れてる人が多い+他にアイボに適正もてるキャラが少ないから出てきただけだと思う
返信削除サブスモークとしてはハーバーの方が適性はありそうだけど、いかんせんキャラパワーが低すぎてオーメンが流行っちゃったて感じよね
削除Alfajer(20)、f0rsaken(21)、kaajak(21)、Chronicle(22)と期待の若手が多く出場していたMasters Tronto決勝
返信削除アイボはゲッコーかKayoが好きだな
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