イギリス・ロンドンで開催中のVCT 2026 Masters Londonのプレイオフアッパーファイナルにて、EDward Gamingを下し5度目となる国際大会のグランドファイナル進出を果たしたPaper Rexですが、試合後の記者会見にてalecksヘッドコーチが、長期にわたり結果を維持し続けられる要因について語りました。

長年にわたり主要メンバーを変えず、安定した成績を収め続けるPaper Rexですが、alecksは現在の成功は時間をかけて蓄積されたチームの歴史によるものであると説明。今大会のスプリットで採用したエージェント構成を例に挙げながら、マッププールが入れ替わる中で、過去の作戦をゼロから学び直す必要がないアドバンテージは大きいと語りました。

「私たちチームに才能豊かな選手が揃っていることは事実です。勝ち進むためには才能と連携を同時に積み重ねていく必要がありますが、私たちは長く一緒に活動を続けられています。もし一からチームを作り直さなければならないとしたら、同じように成功するのは極めて難しいでしょう。これまでも多くの教訓を学びましたし、選手たちも過去に犯した特定のミスを私に思い出させてくれます。」

「長期間にわたって築き上げた知識、例えば特定のマップをどうプレイするかといったことです。マッププールは入れ替わるものですので、多くのコーチが悩む問題は、古い作戦を思い出すことです。メタは少しずつ変化するため難しいですが、現在は古い作戦が再利用されているのを目にします。例えば、今回のスプリットで私たちが採用した構成は非常に古いものですが、長く同じメンバーで活動しているため、改めて学び直す必要がありませんでした。」

「だからこそ、私たちは常に高いパフォーマンスを発揮することができています。また、ここにいる選手全員を深く信頼してくれているチームの運営陣にも感謝しています。長い時間をかけて築き上げてきたプロセスであり、全員の集団的な努力の成果が、今の私たちの地位に繋がっています。」

また、今大会がチームとして5回目の国際大会グランドファイナル進出となりますが、開催地が変わるなかでも常に安定したパフォーマンスを発揮し続けることについて、alecksは多くの国際大会に出場し、誰よりも多くの失敗を経験してきたことこそが、現在の問題解決力に繋がっていると語りました。

「これもまた長期にわたり同じメンバーで活動できていることによるものです。多くの国際大会に出場できているという事実こそが、失敗から学ぶ機会を与えてくれています。なぜなら、私たちが最も多くの失敗を経験してきたからです。過去のあらゆる失敗は自分たちが取り組んできた課題であり、だからこそ直面するどのような問題も克服することができました。」

「渡航先での睡眠や健康への対処法、起床時間、準備の方法といった個人的なルーティンから、どれほど練習をこなすべきか、相手の対策にどれほど比重を置くべきか、そして自分たちのプレイスタイルやペースを確実に維持してプレイするにはどうすればよいかまで、VCTの競技シーンで過ごした時間の中で学んだことのすべてが、この瞬間に適応するために役立っています。」

2回目の国際大会優勝を狙うPaper Rexは日本時間6月21日、プレイオフローワーブラケットファイナルのEDward GamingとLeviatánの勝利チームとグランドファイナルで対戦します。

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