元CS:GOキャスターで現在はLiquid CS:GO部門でコーチを務めるMosesがインタビュー内で発言したコメントが話題になっています。
今月20日にThorinのYouTubeチャンネルで公開されたThorin、JW、Mosesの3人のインタビューでMosesはCS:GOからVALORANTへ転向したプレイヤーの給与、VALORANTの競技シーンについて答えています。以下、インタビューより一部抜粋したコメントを引用します。
Jason "moses" O'Tooleのコメント
VALORANTは友人と数時間程度遊ぶのには適したゲームだと思います。以前、Riot GamesはDota 2をカジュアル層に向け作り直したゲームであるLeague of Legendsをリリースしました。そして、この流れとCS:GOとVALORANTは全く同じです。
Riot Gamesにとってこれは非常に賢いビジネスでしょう。CS:GOはカジュアル層向けではなく、初めてマッチメイキング*をプレイする人は初めから10種類以上のスモークの投げ方を知っているプレイヤーと対戦させられます。
*VALORANTでいうコンペティティブ、ランクモード
何人ものプロがVALORANTへ移行したことを受け入れる事は難しかったです。彼らは裏切り者にも見えましたが、組織がラインナップを構築する為に資金を投入している事を知り、私も考え方は変わりました。
VALORANTへ移行する一部のプレイヤーは月額2万ドル~3万ドル(210万円~310万円)の給与を受け取っていることを知っていますが、競技シーン、プロ市場もまだ構築されていません。競技シーンはあるとしてもIGNITIONシリーズのみです。
しかし、CS:GOから離れることは彼ら自身のせいではないし、CS:GOで成功できなかったからとは言え、彼らを責めることはできません。
Mosesが言及する高額な給与を受け取るプレイヤーはnitr0、Hiko、Mixwell、ScreaMなどCS:GOのトップシーン、もしくは過去にトップシーンでプレイしたプレイヤーに限られると予測され、特にLiquid CS:GO部門でプレイしたnitr0はVALORANT移行時に25万ドル~30万ドル(約2700万円~3300万円)の年収を希望したことが報告されています。
また、今年7月には海外トップシーンは1.5万ドル~2.5万ドル(約160万円~270万円)が相場と報じられており、高額すぎる移籍金で知られるCS:GOシーン*ですが、競技シーンが確立されに行くにつれ、VALORANTも同様に同じ状況になるといった声も多く見られます。
*参考:今月15日にはCloud9 CS:GO部門がVitalityより165万ドル(約1.75億円)でALEXを買収している。
シーンの盛り上がりに対して給料高くない?
返信削除まあRiotのLoLに対する姿勢を見ての先行投資もあるんじゃね
返信削除海外は高騰しすぎて回収できねぇ!ってなりはじめてるよな
返信削除日本だとそこまで従業員もいないし、儲からんかったらあまり出血せずに解散出来るけど
海外の有名チームだとそういうわけにもいかないだろうし
二部チームとかやばそうだわ
投資した分だけシーンの活性化に繋がるんじゃないかと思ってたけど、回収が難しくなるとその分各会社の体力低下になって長期的に見ると損だね。
削除そこら辺のバランス感覚とか業界の成熟度は既存の興行・スポーツに比べるとe-sportsはまだまだなんだなと感じる。
仮想通貨とまではいかないけど性質上は株式とか為替とかそういう金融商品に近いのかもね。選手の給与が高くなるのは見てる分にはなんか良さそうだけど、バブルが崩壊したらと思うと結構綱渡り状態なんじゃないかな?と妄想してます。
削除CSGOがうまく言ってるのは賭けの対象だからでしょ?Valorantはどうなの?
返信削除一応、VALORANTのブックメーカーはあるよ。某情報によるとVision StrikerとAbsだけに掛けとけばそれだけで利益が出るらしい。
削除CSGOがうまく言ってるのはスキンの実装とベッティングサイトの隆盛もそうだけど、ちゃんとコミュニティに根付いた大会がCSのときから続いてるのがでかいね。あとは観戦機能の充実さと各種APIデータ。これのおかげでクオリティの高い大会をvalveが主催しなくても実施出来るのがでかい。VALORANTもあと4年後くらいを見ないとどうなるかわからない。
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