VALORANTの今後のアップデートで特定のユーザーとマッチングを避ける「ブロック機能」の実装を検討していることが、VALORANT開発者のコメントより明らかになっています。
スマーフ・ブースティングが大きな問題になるVALORANTですが、その一方で暴言、誹謗中傷、ストリームスナイプなど、有害なユーザーが問題視されており、一部コミュニティではブロック機能の追加が求められています。
いくつかのゲームは特定のユーザーとマッチングを避ける「ブロック」機能が実装されていますが、とあるユーザーが海外掲示板Redditに投げた「ブロック機能、ブラックリストの提案」の投稿にVALORANTのゲームプロデューサーを務めるSara Dadafsharが反応。以下、投稿と開発者による回答の抜粋になります。
投稿者:ある日、寝る前にレプリケーションモードをソロでプレイし、普段プレイしないエージェントをランダムで選んでみました。しかし、チームメイトになったユーザーは驚くほどトキシックなユーザーで、信じられないほど女嫌いでした。私は3ラウンド目で1キル3デス3アシストといったスコアだったのですが、彼は「もしかして女か?」と発言しました(追記:私は男です)。
もちろん試合後に彼を報告しました。VALORANTを何か月もプレイしてきましたが、暴言・誹謗中傷でミュート・BANを受けたユーザーを見たことがありません。私が見たのはチーターのみです。
私が理解できないことは、なぜブロック機能や、ブラックリストのシステムがないのかということです。素晴らしいユーザーがたくさんいる一方、私は人種差別、男尊女卑など、そのような方ばかりとマッチングします。
FPSの本質であることは分かっていますが、ゲームをより楽しみ、良い時間を過ごすための対策がないことが理解できません。ミュートボタンがあることはご存じですが、それ以前に彼らのような方たちとは、一切プレイしたくありません。皆さんの意見をお聞かせください。
Sara Dadafshar:ご意見いただきありがとうございます。トキシックなユーザーとマッチングした時のイライラは非常に共感できます。現在、自分のプレイスタイルに合ったユーザーと効率的にマッチングする方法を検討しています。しかし、ブロック機能の実装が想像以上に難しい理由をご説明します。
この機能を導入しようとしたゲームは他にもありました。しかし、内部レート、ランクが高いユーザーは、ブロックリストという機能を対戦しても楽しくない、対戦したくない特定のユーザーを避けるための手段として使っていました。
ブロック機能は、優秀なプレイヤーに対しても機能されてしまい、その結果、彼らも大量にブロックリストへ追加されてしまいました。この機能は、一定のユーザーにとってプレイするゲームを荒らすことになります。
本来の目的は、音声やチャットで暴言や不適切な発言をしている迷惑なプレイヤーを「ブロック/無視」することを目的としていますが、特定の個人とマッチングを避ける最適な方法でもあります。
とはいえ、このアイデアを完全に諦めたわけではありません。このシステムはよく議論にも上がるもので、悪用されることなく、かつプレイヤーを守る安全なバージョンとして実装することを私たちも強く望んでいます。それが、今後の予定です。
投稿者:返信にお時間を割いていただきありがとうございます。ご意見にとても感謝しています。あなたが仰るように、マッチングメイキングに時間がかかる中、高いランク帯のユーザーがブロック機能の影響を受けるという意見はかなり多く、私もそれを十分に理解し、同意しています。
しかし、コンぺティティブとアンレートでブロック機能/ブラックリストのシステムを変更することは考えていないでしょうか?例えば、コンぺティティブの上位1~5%より遥かに人口の多いアンレートでは、10人までブラックリストを作ることができます。
そして、コンぺティティブでは無視/低評価など、別のシステムを実装してみてはいかがでしょうか。その人自体をブロックすることはできませんが、マッチングする確立を大幅に減少することができます。
単なる思い付きで、他のオンラインゲームでも似たようなシステムが採用されているため、既に同様の意見は議論に上がっているかもしれませんが、ご検討お願いします。
Sara Dadafshar:素晴らしい意見だと思います。高評価/低評価のアイデアは私たちも注目しており、近日中に何らかの変化を追加したいと思っています。(明確な価値を与えれるようにしたいと思っていますが、世の中には期待した結果を得られなかったシステムもたくさんあります。)
しかし、ブラックリストの制限というアイデアについては、慎重に開発チームに伝えようと思っています。どちらかといつお、一定期間ブラックリストに追加され、期限が切れるとリスト全体が更新されるようなシステムがいいのかもしれません。可能性は無限大です。
「ブロック機能」は特定のユーザーとマッチングを避けれる反面、ユーザーの減少、マッチング待機時間の長時間化など、さまざまな課題が挙げられ、以前議論になったスマーフ問題について電話番号による二段階認証が求められた際、開発者は「二段階認証を導入し、20%のユーザーがランク戦をプレイしなくなったとしても、それによってスマーフが5%しか減少しないのであれば、的外れなシステムだと思います。」と回答しています。
電話番号による二段階認証、アカウントレベルによるコンぺティティブの参加条件しかり、開発陣はユーザー数を重視しているように見えますが、今後の対策に注目が集まります。

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