昨年9月、ドイツ・ベルリンで開催されたMastersで見事優勝を収めた「Gambit Esports」ですが、来月開催のMasters進出をかけたVALORANT Champions Tour 2022 EMEA Stage 1 Challengersのプレイオフで、Fnatic、G2 Esportsに敗れ敗退となりました。
今年2月に開幕したVALORANT Champions Tour 2022 EMEA Stage 1 Challengersは、ヨーロッパ、トルコ、CISから各地域を代表する12チームが出場し、3枠のMasters出場枠をかけ優勝を目指します。
招待チームとして出場を予定していたGambit Esportsですが、昨今緊迫化するロシア・ウクライナ情勢を踏まえ、「M3 Champions」とチーム名を改め中立的立場で参加。試合延期で連日連戦を強いられたグループステージでしたが、BIG、Natus Vincere、LDN UTDとヨーロッパ強豪を下し、グループステージ2位通過でプレイオフへ進出しました。
プレイオフ1回戦では、Guild Esportsを2-0で下し2回戦へ進出。しかし、2回戦で対戦したFnaticと3マップで89ラウンドに及ぶ白熱した試合を繰り広げ、4時間以上の接戦の末、1-2で敗戦。M3 Championsは敗者側トーナメントへ移動します。
敗者側トーナメント1回戦では、ラインナップを大幅に入れ替え再編成を行ったG2 Eposrtsと対戦。しかし、1マップ目のアイスボックスは8-13、得意マップのバインドは10-13と、マップスコア0-2のストレートで敗戦。3大会連続の国際大会出場をかけた今大会でしたが、プレイオフで敗退しMasters出場は叶いませんでした。
グループステージから3日間連続の連戦に続き、昨日の4時間以上に及ぶ試合で疲弊が感じられたM3 Championsですが、今回の敗戦後、Sheydosは「大会期間中、応援してくれたファンの皆さん、ありがとうございました。私たちは精神的にも肉体的にも疲れ切っています。EMEAはVCT最強の地域です。」とコメントしています。
Sentinels、Acend、100 Thieves、Team Secret、Team Vikingsと、昨年に活躍した強豪チームが地域大会で敗退するなど、群雄割拠の時代を迎えるVALORANTの競技シーン。各地域大会の結果や昨年活躍したチームが今後どう改善していくか、注目が集まります。
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