現在開催中のVALORANT Champions Tour 2022 North America Stage 1 Challengersではグループステージで3勝0敗とプレイオフ進出間近のThe Guardですが、チームの大躍進を支えるtrentのこれまでの経緯に迫ったインタビューがUpcomerより公開されています。

今年1月にプロチームの経験無しでThe Guardに加入し、全くの無名から瞬く間に期待の新人として名を馳せたtrent。Upcomerより公開された記事では、trent、mCe (The Guard コーチ) のインタビューと共にVALORANTを始める前から現在に至るまでの経緯が明かされています。以下、記事より引用した文章を箇条書き形式で紹介します。

  • VALORANTを始めるまで、タクティカルシューターの経験が無く、2019年のクリスマスで初めてPCを手にした。VALORANTを始めるまでは、Call of Duty、Rust、Rocket Leagueをプレイしており、Xboxでプレイしていた。
  • 始めて手にしたPCに慣れてきた2020年、友人に誘われVALORANTのベータ版をプレイした。初のタクティカルシューターながらエピソード1 ACT2ではイモータル3に到達した。
  • イモータル3に到達した当時、自信に才能があることに気づき競技シーンへの道を歩むことを決意した。当時のことについて、「ゲームに惚れ込んで、気づけばノンストップでプレイしていました。」と語っている。
  • 当時は「Habib」の名前でプレイしており、一般的なスペックのPCと接続に難ありのインターネット環境の中で大会に出場していた。インタビューでは「家ではPING50程度しか出ないPCでプレイしていました。周りとハンデがある中で、選手として成長することが出来ませんでした。」と語っている。
  • アマチュアシーンでプレイしていた中、The Guardのコーチを務めるmCeの目に留まる。当時のことについて、mCeは「スクリムで彼と対戦した時、バインドのヴァイパーで30キルしていたことを覚えています。当時、バインドは私たちの得意マップでしたが、彼は私たちのラークのタイミングを上手く利用して、求められていたプレイをすべてこなしていたのです。スタッフに『すぐにでも彼を獲得すべきだ』と冗談ながら言っていました。」と語っている。
  • The Guardでpsalmがベンチへ移動した後、mCeは5人目の選手を探していた。ソーヴァ担当の選手を探していたため、当時はtrentのことは頭に思い浮かばなかったという。しかし、北米のアマチュア大会で彼と再戦した後、彼の統計を遡ってみると、ソーヴァをプレイした経験があることを知った。その瞬間、獲得すべき選手の候補に追加したらしい。
  • 当時のことについて、mCeは「彼がPC、インターネットの両方で悪い環境だったことに気づいたので、『彼をそこから連れ出そうよ』とチームに伝え獲得に至りました。」、「彼は若い選手ですが、年連の割に大人で、スクリムで彼の才能が開花しだすと、彼の性格がチームと噛み合いました。彼をチームに参加させるには、短期間で多くの調整をする必要がありましたが、今大会の結果を見れば、彼を獲得した決断は正しかったと思います。」と語っている。

1 コメント

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  1. ソーヴァ・ヴァイパー・ブリーチのみのピックで,VCT2022NAここまでのACS240(グループステージ進出8チームの選手の中で3位)のバケモン
    プレイオフ進出は確実だと思うので,頑張ってMasters行ってほしい

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