VALORANT転向が報じられたKennyS、Riot Gamesの契約上の理由からOGと契約成立に至らなかったことを明かす

昨月25日、CS:GOからVALORANTへの転向が報じられたKennySですが、Riot Gamesの契約上の理由からOGのVALORANT部門と正式契約に至らなかったことを自身のTwitterで明らかにしました。

現在26歳のKennySは、CS:GOシーンを代表する選手として知られ、国際大会の優勝経験は20回以上、キャリアを通しての賞金獲得総額は72.5万ドル (約9,200万円) と輝かしい成績を持ちます。一方、昨年にG2 Esportsからベンチ入りが発表され、以降は選手活動を休止しています。

そんな中、昨月にOGのVALORANT部門に加入予定と報じられ、国内外のコミュニティで大きな話題を集めました。しかし昨日、契約間近だったOGと何らかの理由で正式契約に至らなかったことを自身のTwitterで報告。Riot Gamesの契約上の理由があったとコメントしています。

ここ数日、VALORANTに転向するかもしれないと噂を耳にした人もいるかもしれません。確かに私はG2からOGへのレンタル移籍で、短期間（約2ヵ月）、VLR 2022 France（ヨーロッパのナショナルリーグ）でプロとしてプレイする予定でした。

この機会をチャンスに、VALORANTの競技シーンで自分の実力を証明することを目標にしていました。しかし残念ながら、RIot Gamesは契約上の理由からこのレンタル移籍を許可しませんでした。しかし私は、誰も責めませんし、納得がいく理由もあります。

この移籍を実現しようと動いてくれたG2とOGの両方、そして全ての人に感謝したいと思います。たくさんの嬉しいコメントと、新しいタイトルで新しい冒険を始める私を応援してくれる人がたくさんいることは、私にとって非常に意味のあることです。

Regarding Valorant leaks

Read: https://t.co/CGRAN9EevT

— kennyS (@G2kennyS) May 5, 2022

「2ヶ月間の契約であった」とコメントしていることから、VALORANT転向も一時的なものだった予想されますが、もし、契約上に問題なく契約が成立していた場合、VALORANT Regional Leagues 2022 Franceでどのような活躍を見せていたでしょうか。

選手活動休止から1年2ヵ月が過ぎる現在も、Twitchでの配信、YouTubeでの動画投稿とクリエイターとしての活動を続けるKennySですが、CS:GO復帰かVALORANT転向か、または選手活動から引退か、今後の動向に注目が集まります。