「Guild Esports」がVALORANT部門の今後の取り組みを発表、「Challengers」から「インターナショナルリーグ」参入を目指す

Riot Gamesは先日、VALORANT Champions Tour 2023のインターナショナルリーグに出場するパートナー30チームを発表しましたが、パートナーシップ選考落選を受け、Guild EsportsがVALORANT部門の今後の取り組みを発表しました。「Challengers」での活動を継続し、「アセンショントーナメント」から「インターナショナルリーグ」参入を目指すことを明らかにしています。

Riot GamesはVALORANTの競技シーンにおける大幅な変更を発表しましたが、私たちは2023年の新しい形式に勇気づけられました。来年度は「Challengers」で活動を継続します。
VALORANT Champions Tour、Game Changersで活動してきましたが、これからは私たちの新しい物語が始まります。
Our future in VALORANT. pic.twitter.com/I4wW8ZYzfz
— GUILD (@guildesports) September 28, 2022

デイビット・ベッカムが出資することで知られるeスポーツチームGuild Esportsは、2020年10月にVALORANT部門を設立。当時はスウェーデン人選手を主体としたラインナップで競技シーンに参入しましたが、多数の浮き沈みを経て、今年1月にVALORANT部門の再編成を発表。koldamenta、Leo、Sayf、trexx、Russの実力派選手を獲得し、国際チームとして活動を開始しました。

再編成後はオープン予選を勝ち抜きVCT 2022 EMEA Stage 1 Challengersに出場するなど好調な滑り出しを見せ、VCT 2022 EMEA Stage 2 Challengersでは見事3位入賞を達成。デンマークで開催された国際大会VCT 2022 Stage 2 Mastersへ出場し、ベスト8を収めました。

しかし、Riot Gamesが先日発表したパートナーシップ選考には落選。選考に落選した世界中のチームはVALORANT部門を解散するなど解体を行っている中、Guild Esportsの声明には多数の支持が寄せられており、「十分な実力と資金を持つチームがVALORANT部門を継続することで、セミプロシーン発展に繋がる」などコメントが寄せられています。

現在のGuild Esportsのラインナップは以下になります。現時点ではSayf、trexx、Russがインターナショナルリーグ入りを目指しLFTを表明しているため、koldamenta、Yacine、Leoの3人を中心に再編成を行うと見られています（もしくは他チームへ移籍）。