トルコ・イスタンブールでは現在、2022年度王者を決定するVALORANT Champions 2022が進行中。昨日行われたDAY14では、プレイオフ勝者側トーナメント決勝、敗者側トーナメント準決勝が行われました。

VALORANT Champions 2022

VALORANT Champions 2022は、トルコ・イスタンブールで2022年8月31日-9月18日にかけ行われるRiot Games主催の公式オフライン大会です。ヨーロッパ、北アメリカ、ブラジル、南アメリカ、韓国、APAC、日本のサーキットポイントランキング上位10チームと各地域のLCQ(ラストチャンス予選)を勝ち進んだ6チームからなる計16チームが出場します。

4チーム×4グループからなるグループステージとグループチームを勝ち抜いた8チームが出場するプレイオフの2つのステージで行われ、プレイオフ優勝チームに2022年シーズン王者の称号が贈られます。また、グループステージ、プレイオフ共にダブルエリミネーション形式で行われます。

プレイオフ勝者側トーナメント決勝「LOUD vs OpTic Gaming」

グランドファイナル進出をかけたプレイオフ勝者側トーナメント決勝は、ブラジル代表LOUDとアメリカ代表OpTic Gamingが対戦。LOUDが2-0でOpTic Gamingを下し、最終戦進出を決めました。

1マップ目はOpTic Gamingが選択したバインド。前半は両チーム共にクラッチラウンドを繰り返し、6-6の同点で後半ラウンドへ。後半ラウンドではLOUDのLessが好プレイを連発し、試合の流れを掌握。LOUDはOpTic Gamingの反撃を許さず、13-10でLOUDが勝利しました。

LOUDが勢いに乗り向かった2マップ目はアセント。アセントはLOUDの得意マップとして知られブラジル国内では100%の勝利を誇り、OpTic Gamingに対しては4戦中3勝と勝ち越しています。前半ラウンド、LOUDは持ち前の高いフィジカルとマップコントロールでOpTic Gamingを圧倒し、9-3と大きくリード。後半ラウンドではLOUDが強固な防衛を見せ、OpTic Gamingに1ラウンドも取得を許さず、13-3で勝利を収めました。勝利したLOUDは年間王者をかけ戦うグランドファイナルに進みます。

プレイオフ敗者側トーナメント準決勝「DRX vs FunPlus Phoenix」

プレイオフ敗者側トーナメント準決勝は、韓国代表DRXとヨーロッパ代表、そして前回大会王者のFunPlus Phoenixが対戦。結果はDRXが2-0でFunPlus Phoenixを下し、敗者側トーナメント決勝に駒を進めました。

1マップ目はFunPlus Phoenixが選択したアイスボックス。デュエリスト無しのエージェント構成で臨んだDRXは、完璧なセットプレイ、そしてマップコントロールでFunPlus PhoenixのAサイトを崩し、攻撃側で5ラウンドを連取するなど、7-5でリードを付け後半ラウンドに移動します。

DRXが優勢に見えた試合展開でしたが、攻撃側に移ったFunPlus Phoenixはピストルラウンドを取得し、勢いをつけ6ラウンドを取得。10-8と逆転されたDRXですが、タイムアウト取得後に答えを見出します。FunPlus PhoenixのBセットを完全に止めるなど、勢いを取り戻し5ラウンドを連取。13-11でDRXがアイスボックスを勝利しました。

2マップ目はDRXが選択したヘイブン。1マップ目で勢いをつけたと思われたDRXでしたが、ヴァイパー(SUYGETSU)、オーメン(ANGE1)と2コントローラーを採用したFunPlus Phoenixは序盤から強固な防衛を見せ、9-3と大きくリードを広げます。

しかし、防衛に移ったDRXはピストルラウンドから3ラウンドを連取。FunPlus Phoenixにタイムアウトを使わせた後もセットプレイ、そしてリテイクで圧倒し更に7ラウンドを連取。合計で驚異の10ラウンドを連取を達成したDRXは13-9で勝利し、「9-3の呪い」を見事再現しました。

2-0で勝利したDRXは敗者側トーナメント決勝に進み、LOUDに敗れたOpTic Gamingと対戦します。一方、敗れた前回王者のFunPlus Phoenixは今大会ベスト4で敗退となりました。

プレイオフトーナメント表・大会スケジュール

9月17日(土曜日)

  • 23:00 -  DRX vs  OpTic Gaming

9月18日(日曜日)

  • 23:00 -   LOUD vs  DRX /  OpTic Gaming

大会概要

  • 大会名:VALORANT Champions 2022
  • スケジュール:2022年8月31日-9月18日
  • 出場チーム数:16チーム
  • 賞金総額:100万ドル(約1.4億円, 2022年9月6日現在)
  • スポンサー:Verizzon、Prime Gaming、HyperX、Aim Lab、Secret Lab、Red Bull、INZONE、AWS、nosh

33 コメント

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  1. レイキャビクの焼き直しかな?

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  2. DRXとZETAのグループが逆だったらワンチャンあったなこれw

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    1. ZETAが入れ替わるならFNCやぞ
      まあBよりはグループ突破の可能性はあったけど

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  3. 偉そうにLOUD過小評価してたおじさんもこれにはだんまり

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  4. メンタルやられる負け方

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  5. やはりグループBはえぐかった

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  6. DRXはアジアの希望

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  7. 13本連取の大逆転とかこれから先抜かれることあるんだろうか
    リアルタイムで見てたけど興奮して友達と叫んでた

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    1. 逆転じゃないけどZETAがフラクチャーで13本連取はしてなかったっけ 開幕ピストルと次のラウンドだけ取られて

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    2. BME-ZETAのフラクチャー13本連取だったな
      ピストル落としただけだから逆転と言えるか怪しいけど

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  8. LOUD強いとは思ってたけどここまでとは...

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  9. バインドアセントでOptic相手にこの結果のチームがプール3にいたの死の組が過ぎるなBグループ

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  10. 今年は3大会全部でトップ3にアジアチーム残ってて最弱リージョンとは?ってなってる

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    1. masters1 ZETA
      masters2 PRX
      champions DRX
      アジア強くね

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  11. LOUDに一番善戦したZETA最強だろってなってるw

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  12. Bグループで運良いとか言ってたやつ誰だよ
    やっぱり魔境だったじゃねーか

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    1. 決勝戦の2チームがグループBから2つで、この2チームでの勝敗除いて無敗なの草

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    2. 魔境って言われるのは明らかに強いチームが落ちる激戦のaグループに適してる気がするわ
      bグループはLOUDopticが抜けて当然なわけで試合内容も2強2弱だったし客観的に見て魔境とは思えない

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    3. その客観的らしいコメントもだいぶ主観的な気がするけど

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    4. FPXが入っても予選落ち、DRXが入っても予選落ち
      どう考えても魔境だろw

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  13. 練習期間1週間でバインド善戦してたZETA
    ファンの声に押されてCrowクビにするようなヘマしない限り来年もまだまだ期待できるな

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    1. ファンじゃなくてアンチな

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    2. 捨て垢や対立煽りが実はZETAファンでしたは無理あると思うよ

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    3. ギャーギャー騒いでるのなんかZETAキッズしかおらんて。
      CRキッズは多分大会すら見てないし、crowとか興味ないから叩く気も起こらん。
      crow叩きと擁護の醜い争いは結局身内で騒いでるだけなんすよね。

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    4. まーた句読点おじさんの妄想コメントですか

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  14. もうEUに3枠はいらん

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    1. 3チームともグループステージ抜けてるんだしなんの問題もないでしょう。

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    2. APAC3枠のほうがいらない
      1枠EAに移そう

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  15. LOUD対OPTCのリベンジマッチ見たいな〜
    今イーブンやし

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  16. Bグループ魔境過ぎて草だわ
    残り2チームはお互いがお互いにしか負けてないやんけ

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