foxz「負けて良かった、負けたことでたくさんの間違いに気付くことができた」

韓国で開催中のVCT PACIFIC 2023では3勝6敗でレギュラーシーズン敗退が決定したTalon Esportsですが、同チームに所属するfoxzが今大会の感想をONE Esportsのインタビューで語りました。

今年2-3月にブラジルで開催されたVCT 2023 LOCK//INではMIBR、Evil Geniusesを破り8位入賞を果たしたTalon Esprts。VCT PACIFIC 2023では優勝候補の一角とされた同チームでしたが、開幕から4連敗と苦しいスタートを切ります。

シーズン後半ではエージェント構成の変更やメンバー入れ替えなど苦難を乗り越え、ZETA DIVISION、Gen.G、DetonatioN FocusMeに勝利を収めますが、最終結果は3勝6敗で全体ランキング9位で終了。foxzはインタビューで「シーズン全体を通して残念な結果に終わった」と語りました。

「チームで設定した目標、そしてファンの皆さんが期待したものを大きく下回る結果となりました。10点満点で評価するなら、恐らく10点中3点といったところでしょう。今大会で一番駄目だった点は、瞬時のアビリティの使い方とその基礎となるチームワークだと思います。またコミュニケーションも上手くいっていませんでした。」

「勝利で終わることが一番ですが、負けて良かったと思います。今大会の結果は、嬉しさと悲しさの両方を感じました。もっと早く問題を修正できていたら、もっと上手くプレイしていたら、プレイオフに進むことができたと思います。そして日本への切符を掴むことができていたでしょう。

しかし、負けたことで私たちはたくさんの間違いに気づくことができました。現状でプレイオフに進出し、国際大会に進出できていたとしても、何を修正すればいいのかわからないまま、国際大会では負けていたと思います。」

シーズン中盤から勢いを見せたものの、序盤の連敗が響きプレイオフ進出を逃したTalon Esports。7月に開催予定のLCQ（ラストチャンス予選）で再起を図る同チームですが、チーム内の問題や課題を修正し、VALORANT Champinos 2023への出場を掴むことはできるでしょうか。今後の動向に注目が集まります。

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