Riot Gamesは今日、アセンショントーナメントを勝ち抜きインターナショナルリーグ昇格を果たしたThe GuardのVCT AMERICAS 2024の出場権を剥奪したことを発表しましたが、その詳細をVALORANTのグローバルeスポーツ責任者を務めるLeo Faria氏が明かしました。

突然の発表にコミュニティは騒然とする中、同氏はアセンショントーナメント開幕前に出場全チームに署名を求めた一方、The Guardは優勝を果たした後もその手続きに応じず、2ヵ月の待機期間と数回の催促を求めた後も完了しなかったと説明しました。

また、アセンション準優勝のM80を昇格させるか、The Guardのメンバーが他チームに加入しインターナショナルリーグに出場するかを検討した一方で、「規約を破った前例を作ることになる」、「VCTの枠が売却される可能性がでてくる」と述べ、来シーズンは今シーズン同様に10チームで継続することを決断したと明かしました。

同氏は声明の最後までVCT AMERICAS 2024の枠を増やすことについては言及せず、本校執筆時点ではVCT AMERICAS 2024のみ10チームで、VCT EMEA 2024、VCT PACIFIC 2024は11チームで開催されます。

以下、声明全文になります。

皆さん、こんにちは。このような事態になることは非常に残念なことであり、私たち開発チームもこのような結果を望んでいませんでした。私たちは、毎年新しいチームや選手が国際リーグに参加することを望んでアセンショントーナメントを開催しました。

この投稿では、今回の決定に至った経緯の一部を紹介します。

まず、チャレンジャーズに出場するチームは、シーズン開幕時に自分たちが何のために、何を目標にプレイするかを認識していました。そのために、アセンションへの出場権を得た全てのチームには大会開始前に参加同意書に署名してもらい、それをすべてを保管していました。

アセンション終了後、私たちは優勝した3チームにインターナショナルリーグ昇格を確定させるため、署名を解除する手続きを行っていました。しかし残念ながら、The Guardがこの手続きを完了することはなく、2ヵ月の期間を与え、何度か催促を行いましたが、今回のような厳しい決断をせざるを得ませんでした。

私たちはこのスポーツに素晴らしい組織が参加することを望んでいるため、出場チームには高い基準を課しています。チームの体制とプロフェッショナリズムがあるからこそ、素晴らしいキャリアを提供し、全員が愛するスポーツの発展と成長を実現することができるのです。

私たちは、パートナーチームとアセンションチームの両方に対して、そのハードルを高く設定し、同じ報酬が得られるよう提供しています(唯一の例外として、チームスキンはパートナーチームのみです)。これらの報酬には、年棒制度、金銭的インセンティブ、大会賞金、スキン収益の分配、チーム固有のバンドルなどが含まれます。

この特別な状況に対処するため、私たちは3つの異なる選択肢を検討しました。そして、3つ目を選択しました。

  • 選手たちを新たなチームと契約させる。
  • アセンショントーナメントの準優勝チームを昇格させる。
  • どのチームも昇格させず、来シーズンも10チームで継続する。

インターナショナルリーグへの道のりが定められている以上、フリーエージェントのチームが最終的に優勝することは有り得ると考えるのが妥当です。5人の仲間と夢を持って、頂点を目指す姿を見たいですし、そのための準備は行っています。

万が一、フリーエージェントチームがインターナショナルリーグ昇格を果たした場合、選手たちは自分たちをサポートしてくれるチームを探す必要があります。しかし今回は、チャレンジャーズとアセンションを勝ち抜いた後、フリーエージェントとなったため、その状況とは異なります。別に組織による買収を認めると、VCTの枠が売却される可能性が出てきます。

私たちが考えた2つ目の可決作は、準優勝したM80を昇格させることでした。しかし、それもまた疑わしい前例を作ることになります。アセンションの意義はパフォーマンスを評価することであり、M80が素晴らしいチームであったとしても、優勝していないチームを参加させることはその目的に反します。

インターナショナルリーグ昇格は試合で勝ち取るものであり、ゲーム外で勝ち取るものではありません。

シーズンを通して戦ってきた選手たちに代わって、私たちは非常に残念に思っています。このような決断を下すことは辛いことですが、私たちにはスポーツの健全性を守る責任があり、長期的な良い環境を目指し、常に改善をしていきます。

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