2024年に中国で新たに開幕するインターナショナルリーグVCT 2024ですが、選手の年俸の上限を設定するサラリーキャップ制度を導入することを、VALORANT Chinaのeスポーツ責任者を務めるEric Feng氏がインタビューで明らかにしました。

Eric Feng氏はインタビューで年俸の上限を設定することで、選手の囲い込みなどを防ぐことができると言及。同氏は「完全に満足のいく制度を作り上げるとは言い難いですが、私たちの取り組みにより、優秀な選手が良いチームでプレイできるようになることが理想です。そうすれば、リーグ全体の競争力を向上させることができます」と語りました。

VCT PACIFICでは6,700万ウォン(約730万円)、VCT AMERICASでは5万ドル(約700万円)、VCT EMEAでは5万ユーロ(約770万円)など各リーグごとに最低年棒は設定されていますが、上限の設定は今回が初。現時点で金額など詳細は不明ですが、開幕が近づくにつれ明らかになると考えられます。

なお、Riot Gamesが運営するLeague of Legendsの中国公式リーグLPLでは既にサラリーキャップ制度が導入されています。1チームあたりの選手の総年俸を1000万元(約2億円)に設定しており、各チームが適切な給与を選手たちに支払うことで健全かつ持続可能なリーグを運営することを目標にしています。

また、今年からはLoLの韓国公式リーグLCK、ヨーロッパ公式リーグのLECの2つでもサラリーキャップ制度が導入されており、長期的な安定と競争力のバランスを保つことを目的としています。現時点でVCTの他地域におけるサラリーキャップ制度の導入は不明ですが、中国で同制度が成功した場合、今後各地域でも展開されると考えられます。

5 コメント

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  1. Americas、見てるか?

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  2. 全リーグやってほしい

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  3. めっちゃいい制度だと思うけど、tier2とかが対象にならいなら日本とかだとますますtier1に行く価値無くなるよな…
    そんなことない?

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  4. DRXのRbとZestはこの影響だったのかな
    サラリーキャップ導入してもPACIFICで影響あるのDRXくらいだろうし

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  5. リーグとしては健全になるだろうけど選手生命短い競技だし、活躍した選手にはRiotから直接賞金出すとかパフォーマンスによってはもっと稼げる制度作ってほしい

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