「Nivera」がVALORANTの競技シーンから引退を発表、「Counter Strike」復帰を表明

Liquid、Karmine Corpで活躍してきたNiveraは3月14日、VALORANTの競技シーンから引退することを発表しました。それに伴い、VALORANT以前に活動していたCounter Strikeの競技シーンに復帰します。

I am officially announcing my departure from the Valorant competitive scene.

Today marks the beginning of a new chapter as I have reached a mutual termination agreement with KC, allowing me to pursue my dreams in CS (Counter-Strike) as a free agent.
The game has always been in…

— Nivera (@Nivera__) March 14, 2024

「私は正式にVALORANTの競技シーンから引退することを発表します。今日、Karmine Corpと契約を終了したことに伴い、これからはフリーエージェントのCounter Strikeの選手として新たな夢を追いかけます。新たな物語の始まりです。

Counter Strikeは常に私の心の中にありましたが、この決断は簡単なものではありませんでした。ページをめくることはいつでも少し気が重いものですが、自分が一番好きなゲームを追求することが最善の決断だと信じています。今モチベーションが非常に高く、新しい挑戦で大きな成果を成し遂げられると確信しています。

VALORANTは私の人生とキャリアにおいて重要な役割を果たしてくれました。子供の頃からの夢であった兄とのプレイを叶えることができました。私にとって最高の思い出です。この旅を通して私を支えてくれたすべての人に感謝申し上げます。

過去に同じチームで一緒にプレイしてきた素晴らしいチームメイトたちにも感謝を捧げます。私はこれからも彼らを応援し続けますし、共に共有してきた思い出はこの先も忘れることはないでしょう。本当にありがとうございました。これからの新しい冒険をまずは配信でプレイします。」

現在22歳のNiveraは、2019年にCS:GOの競技シーンに参入。ScreaMの実の弟として注目を集め、Heretics、Vitalityなどフランスのトップチームでプレイ。2020年から2021年にかけ在籍したVitalityでは世界大会優勝を経験しますが、2021年9月にVALORANTの競技シーン転向を電撃表明し、兄のScreaMが所属するLiquidへ加入を発表しました。

Liquidでは加入して僅か1ヵ月ながらVCT 2021 EMEA LCQで優勝を果たし、世界大会VALORANT Champions 2021へ出場。自身初となるVALORANTの国際大会ながら4位といった快挙を果たしました。また翌年にはVCT 2022 Stage 1 Masters、VALORANT Champions 2022に出場し、共に8位入賞を収めました。

2022年11月にはインターナショナルリーグ参戦が発表されたKarmine Corpに移籍しますが、VCT 2023 LOCK//INでは2回戦敗退、VCT EMEA 2023では最下位で敗退など苦しい時期が続き、オフシーズン大会のKCX3を最後にロスターから降格が発表。そして今日、契約終了が発表されました。