アメリカ、アジア、ヨーロッパ、中国の4地域で開催中のVCT 2024 Stage 1のグループステージが終了し、現在各地域でプレイオフが行われる中、VCT EMEA 2024 Stage 1のプレイオフ進出を決めたNatus Vincereに所属するArdiisが大会形式に苦言を呈しました。
Ardiisは先日自身のX(旧Twitter)で「勝っても負けたとしても、今大会(VCT 2024)は間違いなく史上最悪の大会形式です。3勝3敗の成績を収めたとしてもプレイオフに進めないことを想像してみてください。Riot Gamesは本当に素晴らしい形式を作ったと思います」と述べ、グループステージの形式を痛烈批判しました。
今大会のグループステージは11チームを5チームと6チームに分け、反対のグループ全チームと対戦する特殊な形式を採用。グループ内での直接対決がないため、今大会のように全チームが3勝3敗となった場合は反対側グループとの試合におけるマップ獲得数で決定します。そのため、コミュニティではグループ内での優劣をつける明確な基準にはなっていないのではといった声が寄せられています。
Ardiisは続けて「Riot Gamesにはプレイオフはダブルエリミネーション形式にするべきだと3年間言い続けてきましたが、彼らは忘れてしまったようです。今大会はなんとシングルエリミネーション形式が採用されています」と語り、敗者復活戦がないシングルエリミネーションがプレイオフの形式に一部採用されたことについて不満を漏らしました。
実際、今大会のプレイオフは1回戦のみ敗者復活戦がない変則的エリミネーション形式が採用されています。そのため、FNATIC、Liquid、Natus Vincere、Team Hereticsは1試合負けたのみで今大会敗退かつ上位3チームに贈られるMasters Shanghaiへの道が閉ざされることになります。
さらに、Stage 2に向けて一部チームは既に苦境に立たされています。今年6月に開幕するStage 2ではStage 1の勝敗も引き継がれることに加え、グループごとではなく11チームの上位6チームがプレイオフに進出する形式となるため、VCT AMERICAS 2024 Stage 1では0勝5敗だったMIBR、FURIAが上位に食い込むためには1敗も許されない非常に厳しい状況となります。
Karmine Corpのアシスタントコーチを務めるZE1SH、NRGのヘッドコーチのChetなど様々な選手・コーチから批判が集まる今年度の形式ですが、コミュニティの意見を積極的に取り入れることで知られるRiot Games。来年度の改善に期待が高まります。



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