韓国を拠点に活動するeスポーツチームのT1は10月8日、SayaplayerとRossyと契約を終了し、新たにCheongGakとIndigoの2人のコーチが加入したことを発表しました。また、新メンバーについては明日10月9日14時に発表予定とアナウンスしています。

現在25歳のSayaplayerは、2016年にOverwatchの競技シーンに参入。Overwatch LeagueのFlorida Mayhemで約2年間活躍した後、2020年10月にVALORANT転向を発表。T1のVALORANT部門に加入し、First Strike NAで8位など結果を残しますが、2021年6月から約半年のベンチ生活が続くなど低迷。しかし、2021年12月に移籍したThe Guardではチームを牽引するデュエリストとして活躍し、VCT 2022 North America Stage 1での優勝、そして国際大会のVCT 2022 Stage 1 Mastersの出場に大きく貢献しました。

2022年10月には約5年ぶりにアジアシーンに復帰し、パシフィックリーグに参戦したT1に復帰。VCT PACIFIC 2023で3位を収め、日本で開催されたVCT 2023 Masters Tokyoに加え、VALORANT Champions 2023への出場を経験しました。今年度T1は韓国人選手主体から多国籍チームに舵を切り替え、言語を韓国語から英語に変更しましたが、VCT PACIFIC 2024 KICK-OFF、Stage 1ともに3位を収め、Masters Shanghaiへ出場を達成。Stage 2ではグループステージ敗退となりましたが、デュエリストとしてチームを牽引し続けました。

Sayaplayerは、150試合近くプレイするジェットではキャリアを通してK/D 1.26を記録するなど堅実なパフォーマンスを持つことで知られ、直近の大会ではゲッコーやセージ、チェンバーなどデュエリスト以外のエージェントも起用し大会を通してK/D 1.37を記録。その経験と実力からなる安定性を披露しました。日本の人気漫画「だがしかし」に登場する遠藤サヤから自身の選手名を付けるなど日本好きで知られるSayaplayerですが、今年7月のLFTは日本チームも対象にオファーを受け付けていましたが、今後の動向に注目が集まります。

また、現在21歳のRossyは、2020年にVALORANTの競技シーンに参入。Immortals、TSM、FaZeなど北米のトップチームで活動し、昨シーズンはTurtle Troop(旧ゼニガメ団)のメンバーとして活動。昨年のVCL 2023 NA Split 2では大会唯一のアマチュアチームながら、12チーム中7位の結果を残しました。

そして昨年11月、T1に加入を発表。初参戦となるアジアシーンながらVCT 2024 KICK-OFFで4位入賞を収め、Stage 1では見事3位を達成。自身初となる国際大会のVCT 2024 Masters Shanghaiへの出場を果たしました。Stage 2ではStaxの加入に伴いシーズン中盤からロスターから離脱するも、会場や練習ルームからチームを盛り上げました。

Rossyはアストラやヴァイパー、ブリーチ、サイファー、ソーヴァ、キルジョイなど幅広いエージェントを得意とすることで知られ、公式戦では計15エージェントを披露。キャリアを通してイニシエーターのK/Dは1.10、コントローラーは1.06、センチネルでは1.19と全ロールで安定したパフォーマンスを発揮し、イニシエーターやフレックスとしてチームを支え続けました。

また、新たに加入したCheongGakとIndigoの2人のコーチはPUBGの競技シーン出身の韓国FPS業界のベテラン陣。CheongGakはDPG、DAMWON Gaming、indigoはOGN、DAMWON Gaming、ENTER FORCE.36で活躍しました。2人ともに2022年ごろにVALORANTに移行しており、CheongGakはT1、Wolves Esports、indigoはT1 Academy、Nongshim RedForceでコーチを務めました。

2人が離脱し、新たに2人のコーチが加入したT1のロスターは以下になります。

  •  Lee "Carpe" Jae-hyeok
  •  Ham "iZu" Woo-joo
  •  Kevin "xccurate" Susanto
  •  Kim "stax" Gu-taek
  •  Yoon "Autumn" Eu-ddeum(ヘッドコーチ)
  •  Lee "CheongGak" Il-ho
  •  Seol "indigo" Do-hoon

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