Riot Gamesは先日、VALORANTの27人目の新エージェントであるウェイレイを発表しましたが、エージェントのバランス調整に関する議論がSNSで巻き起こっています。発端は先日行われたVCT 2025 Masters Bangkokで4位を収めたTeam Vitalityに所属するDerkeの投稿で、現環境について自身のXで以下のように語りました。

「Project Aは射撃が重要なゲームです。ただし、無敵になったり、とんでもないデバフを与えるアビリティを99回使った後の話です。今ではレイズのアルティメットにさえ対抗できるエージェントが10人以上います。開発者はこの状況について、私よりきっと詳しいはずですが、真剣にプレイしていると、以前の環境に比べて運要素を感じます。」

VALORANTはリリース当初、「アビリティより射撃が重要」というコンセプトを掲げていました。しかし、近年のエージェント追加やメタの変遷により、アビリティの影響が試合の結果を左右することがリリース当初より増加傾向にあります。Derkeはこの状況に懸念を示し、以前の環境に比べて「運要素を感じる」と指摘しました。

また、先日には新デュエリストのウェイレイが発表されましたが、無敵状態で安全に帰還するリフレクトや敵にデバフを与えるサチュレートといったアビリティを保有しています。Derkeが言及した「射撃が重要というのは無敵になったり、とんでもないデバフを与えるアビリティを99回使った後の話だ」という皮肉は、今回の新エージェントの登場や近年のバランス調整を指しています。

一方で、Natus VincereのIGLを務めるANGE1もXで反応し、VCT 2025 Masters Bangkokの決勝でダブルデュエリストを採用したT1とダブルイニシエーターを採用したG2 Esportsの試合が接戦だったように、アビリティの影響力は過剰ではなく、現在のバランスは良好で、依然として射撃が重要であることを強調しました。

「射撃は今でもゲームの要素の70%を占めています。そして、この射撃70%とアビリティ30%のバランスはかなり良いと思います。撃ち合いに勝たなければ試合には勝てませんが、同時にアビリティも無視できない要素の1つです。分かりやすく説明すると、Masters Bangkokの決勝戦は『ダブルデュエリスト』vs『ブリーチ / テホ』の対決で、接戦を繰り広げました。」

両者の意見はXでさまざまな議論を呼んでいますが、近年のエージェントの追加により、アビリティの組み合わせ次第で試合の展開を大きく変える場面も増えた一方で、アビリティを駆使しつつも、最終的には撃ち合いで決着がつく場面も依然として多い現状にあります。

今回新たにリリースされたウェイレイは、2回ダッシュできるエントリー性能に加え、無敵状態で安全に帰還できるため、他のデュエリストと比較して、大胆なエリア取りが可能になることが予想されます。現時点でこの新エージェントが環境にどのような変化をもたらすかは不明ですが、今月後半に各地域で開幕するVCT 2025 Stage 1の各チームの構成に注目が集まります。

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