FNATICのIGLを務めるBoasterが、2026年シーズンに向けた展望やChronicleに代わって新たに加入したVeqajのポテンシャル、自身の年齢、ハーバーのリワークなどについて、Esports.ggのインタビューで語りました。2025年は国際大会で3度の準優勝という「2位の呪い」に苦しんだFNATICですが、Boasterは課題と改善点を示しながら、新シーズンでの巻き返しに意欲を見せました。

新加入のVeqajについて、Boasterは「最初から派手な活躍は見られないと思いますが、彼の実力の片鱗は確実に見られるはずです。kaajakが加入した時と似ていて、時間はかかりましたが、ポテンシャルは明らかでした。Veqajも同じだと思います。彼が実力を発揮できるよう、最高の環境を整えるつもりです。可能性を秘めていますし、期待しています。ただ、プレッシャーはかけません。すでにチームには重い役割を担える選手が揃っていますが、Veqajもすぐにその一員になりたいと思うはずですし、できると思います」と自信を見せました。

また、SNSではBoasterの年齢問題もたびたび取り上げられます。1995年生まれのBoasterは来年31歳となり、一部では「年齢的に限界ではないか」という声も上がっています。しかし、本人はその見方を否定し、「科学的には、25歳を過ぎると脳が変化し始めると言われています。しかし、正直なところ、自分を止めるのは自分自身だけです」と、年齢の壁は自身の努力で超えられると語りました。

続けて、「年齢を重ねるほど不安や迷い、生活面の心配事が増えます。家族を持ちたいのか? 子どもは? 人生の次のステップに進みたいのか? 18歳の頃は気にしなかったことが、現実的にのしかかってきます。そうした要素を管理することが鍵です。若い頃と同じ努力量やハードワークを続けられるなら、何歳まででもプレイできる。ただ、それが一番難しいのです」とコメントしました。

2026年に向けた改善点として、「マッププールを常に把握し、常に改善し、マップ自体が足を引っ張らないようにしなければなりません。今年はアビスが良かったです。最初は不安でしたが、しっかり勝てたので満足しています。パールとサンセットは本当に弱点だったため、改善が必要です。この2つが仕上がれば、Riot Gamesがどんなマップ変更をしてきても怖くありません。実際、彼らが今年やってきたことは私たちを呪っていたようなものです」と振り返りました。

ハーバーのリワークについて、Boasterは「かなり良さそうですし、新しいエージェントをようやくプレイできると思っています。1年間ずっとオーメンをプレイしてきましたので、飽きてしまいました。アストラも好きなんですが、結局オーメンをプレイせざるを得ませんでした。『アストラのほうが楽しいな。このマップはアストラかな』と言いましたが、チームメイトが『オーメン楽しいよ』と言い始めて、まるで『オーメン監獄』にいるようでした。ハーバーのリワークで、もっと自由に動けるかもしれないですね」と述べました。

また、先月には2026年シーズンの契約延長が発表されましたが、Boasterは「2026年の自分がどうなるか分かりません。何が起きるか全く分かりませんが、良い結果を残すことを期待しています。ゴッドゲーマーになりたいです。300ACSの試合を見ましたか?(GIANTXとのエキシビジョンマッチでBoasterはレイズをピックし、18キル9デス、301ACSを記録した) あれは良かったでしょう!」と笑いながら語り、変わらぬ自信を見せました。

2 コメント

  1. サンセット勝てるようになればマジで無敵だぞ頑張れ

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  2. Veqaj選んでるの見ても明らかにコミュニケーションとピックプール重視っぽいし、FNCは大崩れはしなさそう
    EMEAはマジでIGL不足してるから、案外来年もBoasterは切られないかもね

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