オランダを拠点に活動するeスポーツチームのTeam Liquidは11月11日、VALORANT部門に所属するKeikoと契約を終了したことを発表しました。Keikoは自身のXで「Team Liquidでの素晴らしい2年間をすごした後、別れの時が来ました。この2年間でたくさんの素晴らしい思い出と友達ができました。Liquidの皆さんに感謝します。皆さんを恋しく思います。私たちを支えてくれたすべてのファンに感謝!次の章へ」と、コメントしました。
Today we say farewell to @keikofps. Thank you for giving us your all the last two years!
— Team Liquid VALORANT (@LiquidValorant) November 11, 2025
What started with a Challengers Rising Star award in 2023 culminated in an EMEA Stage 2 championship. It has been nothing but a treat to watch grow during your time here. We are excited to… pic.twitter.com/lYmrlgWAvW
現在22歳のKeikoは、2020年にVALORANTの競技シーンに参入。約2年アマチュアチームで経験を積んだ後、2022年にはWYLDE、Bonkなどヨーロッパの中堅チームでプレイしました。2023年1月にはApeksのVALORANT部門設立メンバーとして加入し、Enzo、Mistic、Magnumなどベテラン選手とともにVCL 2023 Polaris Split 1、Split 2で2大会連続優勝を達成。アセンショントーナメントではデュエリストとしてチームを牽引し、決勝に進みますが、Gentle Matesに惜しくも敗れリーグ昇格は叶いませんでした。
2023年11月にはTeam Liquidへの加入を発表し、インターナショナルリーグへ参戦。2024年はVCT EMEA 2024 KICK-OFFでは7-9位、Stage 1では5-6位、Stage 2では8位と国際大会出場には届きませんでしたが、個人成績はトップクラスのスコアを叩き出しました。2025年にはコントローラーにロールチェンジしましたが、VCT EMEA 2025 KICK-OFFで準優勝、Stage 1で3位、Stage 2ではチームとして2回目となる優勝を達成。今年度はMasters Bangkok、Masters Toronto、Championsとすべての国際大会出場を経験しました。
Keikoは、デュエリストとコントローラーを得意としていることで知られ、キャリアを通してジェットのK/Dは1.34、レイズでは1.12、オーメンでは1.13、ブリムストーンでは1.19と安定したスコアを記録。今年度はコントローラーとサブデュエリストをメインで担当しましたが、下振れを感じさせないプレイでチーム躍進に大きく貢献しました。
Keikoが脱退したTeam Liquidのロスターは以下になります。昨月にはNRGへの移籍が報じられており、競技シーンから休養を発表したs0mに代わってコントローラーとしてロスターに参加するとみられています。
Ayaz "nAts" Akhmetshin
Kamil "kamo" Frąckowiak
Ivo "LohaN" Albino(ヘッドコーチ)
Daniel "yaotziN" Roczniak(アシスタントコーチ)
Tanner "7Teen" Curtis(パフォーマンスコーチ)

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