中国を拠点に活動するeスポーツチームのFunPlus Phoenixは3月23日、VALORANT部門に所属するsScaryと契約を終了したことを発表しました。また、デュエリストのLifeがDragon Ranger Gamingに移籍します。

現在26歳のsScaryは、2020年にVALORANTの競技シーンに参入。同年10月に加入したOvertime Esportsからキャリアをスタートし、X10、XERXIAといったタイのトップチームでプレイし、VCT 2021 SEA Mastersでの優勝をはじめ、東南アジア代表としてVCT 2021 Masters Reykjavík、VALORANT Champions 2021、VCT 2022 Masters Reykjavík、Masters Copenhagen、VALORANT Champions 2022への出場を果たしました。

リーグ開幕後、チームメイトはインターナショナルリーグへ参入したTalon Esportsへ移籍しましたが、2022年10月にsScaryはBleed Esportsへ移籍し、チャレンジャーズでの活動を継続。当時移籍を決断した理由について、インタビューでは「私と家族が一生生活に困らない十分な金額でした」と答え、金銭的な理由を挙げていました。

そして、チャレンジャーズリーグで見事2連覇を達成。自身初となる英語をコミュニケーション言語とするチームながら、アセンショントーナメントでも優勝を果たし、2024年度のリーグ昇格を達成しましたが、リーグではVCT PACIFIC 2024 KICK-OFF、Stage 1、Stage 2のすべてで最下位で敗退。さらにシーズン終了後、Riot Gamesは規約違反を理由にBleed Esportsをリーグから除名し、その流れでsScaryは現役引退を表明しました。

2025年11月には現役復帰を発表し、中国のFunPlus Phoenixに加入。Bleed Esports時代のコーチであるLEGIJAと再開し、中国シーンに参戦しましたが、直近のVCT CHINA 2026 KICK-OFFでは最下位で敗退となり、今回チームから離れる結果となりました。

sScaryは400試合近くコントローラーをプレイするなどサポートの名手として知られ、オーメンのK/Dは1.14、アストラは1.23、ヴァイパーは1.23、ブリムストーンは1.14と驚異的なパフォーマンスを発揮。その高いフィジカルと安定したパフォーマンスでチームを牽引し続けましたが、FunPlus Phoenixでは期待されたパフォーマンスを出すことはできませんでした。今回、sScaryとLifeが脱退したFunPlus Phoenixのロスターは以下になります。

  •  Zhang "AAAAY" Yang
  •  Chang "BerLIN" Polin
  •  Ou "Setrod" Tai-keng
  •  Blendi "kovaQ" Kovaci
  •  Nikola "LEGIJA" Ninic(ヘッドコーチ)
  •  Yao "YorkMonster" Kun(アシスタントコーチ)

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