インドを拠点に活動するeスポーツチームGlobal Esportsは6月27日、VALORANT部門のヘッドコーチを務めるFrosTとの契約を終了したことを発表しました。後任には、これまでデータアナリストを務めていたPlatoonがヘッドコーチに就任し、2026年シーズンの残りの期間、チームの指揮を執ることになります。
Global EsportsのCEOであるRushindra Sinha氏が自身のYouTubeチャンネルに投稿した動画を通じて明らかにしたもので、同氏は動画の中で「FrosTがチームを離れるという噂は事実です。彼はヘッドコーチを退任します。すでにRiot Gamesへ書類を提出しており、現在はその返答を待っている状況です」と語りました。
また、今回の決定について「理想としては変更を最小限に抑えるか、あるいは一切変更を行いたくありませんでしたが、残念ながら変更を余儀なくされました。タイミングとしても決して良くはありませんでした。しかし、これは完全に私の決定です。この件に関して何か意見がある場合は、すべて私に向けてください。これが正しい判断であったかどうかは、数週間後に判明するでしょう」と語り、自身の責任による判断であることを強調しました。
続けて、チーム初となる国際大会のVCT 2026 Masters Londonへの出場に貢献したことについて、「FrosTがチームのために尽くしてくれたすべてのことに心から感謝しています。彼は素晴らしいコーチであり、私たちがこれまで得られなかった結果をチームにもたらしてくれました。将来的にまた共に働ける機会があることを願っています。ただ、近い将来において、彼は別の計画を持っているようで、それは間もなく明かされることになるでしょう」とコメントしました。
— Dr Rushindra Sinha (@irushi) June 26, 2026
現在38歳のFrosTは、2010年ごろにeスポーツシーンに参入。2013年にはFlipSid3 Tacticsを設立し、Counter-Strike、Dota 2、Rocket League、Overwatch、Rainbow Sixといった様々な部門をCEOとして統括し、特にCounter-Strike部門ではCS:GO最高峰の大会であるメジャー大会にも進出するなど、2019年にチームを解散するまで長期にわたり活動を続けました。
2020年にはVALORANTのコーチに転向し、100 Thievesのコーチ、FURIAのゼネラルマネージャー、Talon Esportsのヘッドコーチを歴任。特に2020年~2021年に所属した100 ThievesではVCT 2021 Masters Berlinで4位、2023年~2025年に所属したTalon EsportsではVALORANT Champions 2024への出場を果たしました。
2025年11月にはGlobal Esportsのヘッドコーチに就任。Global Esportsは2023年にリーグに参入して以降、プレイオフ進出や国際大会への出場経験はありませんでしたが、FrosTは就任からわずか5ヶ月でVCT PACIFIC 2026 Stage 1ではチーム史上初となるプレイオフ進出および3位入賞を果たし、チーム初となる国際大会のVCT 2026 Masters Londonへの出場を果たしました。今回発表されたGlobal Esportsのロスターは以下になります。
Savva "Kr1stal" Fedorov
Go "UdoTan" Kyung-won
Kale "autumn" Dunne
Xavier "xavi8k" Juan
Patrick "PatMen" Mendoza
Vladimir “vladk0r” Kornev(アシスタントコーチ)
Daniel "Platoon" Zhou(データアナリスト)

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