北米を拠点に活動する老舗eスポーツチームのEvil Geniusesは10月21日、2026年11月2日をもってすべての競技タイトルでの活動およびチームの運営を停止し、組織を解散することを発表しました。

Xの声明によると、事業を段階的に縮小し、所属するすべての選手、コーチ、スタッフの今後の支援に取り組む方針です。部門活動においては、全部門の選手に対して本日より他チームとの移籍交渉を許可しており、VALORANT部門の選手およびコーチ陣については、2026年シーズンが終了する11月2日をもってフリーエージェントとして新たなチームとの契約が可能となります。

「過去数年間にわたり、私たちは組織の運営体制を再構築し、復活に向けて尽力してきました。運営を安定させ、コミュニティからの信頼を回復し、エンゲージメントと発信力を高めながら、新たな競技タイトルへの参入やクリエイター部門の拡充を進めてまいりました。」

「しかしながら、限定的なスポンサーシップや最高峰の舞台で戦い続けるためのコスト増大など、eスポーツ業界は依然として厳しい逆風に晒されています。継続的な投資とチームの献身的な努力にもかかわらず、現在の環境下ではこれ以上責任を持って事業を継続することは不可能であると判断いたしました。」

「EGは整然とした形で事業を終了させ、影響を受けるすべての選手、コーチ、スタッフと緊密に連携してまいります。競技面に関しましては、本日よりすべてのロスターの選手に対し、他組織との交渉を許可いたします。VALORANT部門のすべての選手およびコーチは、2026年シーズンが終了する11月2日付で新しいチームと自由に契約を結ぶことができます。」

「これをご覧いただいている皆様へ一つ大きなお願いがあります。もし人材獲得を行っている場合は、ぜひ私たちのメンバーにお声がけください。ここで働いたすべての選手、クリエイター、スタッフについて、私が個人的に推薦いたします。採用枠がある場合や推薦が必要な場合は、私まで直接ご連絡ください。私の目標は、今後数か月間で可能な限り多くの仲間が新たなポジションを見つけられるよう支援することです。」

「過去数年間にわたりEGに心血を注いでくれた選手、スタッフ、そして関係者の皆様、あなた方は全員素晴らしかったです。私たちはこの組織に持てるすべてを捧げました。これ以上のチームを望むことはできません。EGのロゴを身にまとって戦ったすべての人々、応援を続けてくれたファンの皆様、そして25年以上にわたりこの組織を支えてくださったパートナーの皆様、これまでのすべてに心より感謝申し上げます。」

1999年に設立されたEvil Geniusesは、25年以上にわたり北米のeスポーツシーンを牽引してきた名門チームです。VALORANTの競技シーンには2021年1月に参入し、当初は男女混合チームや10人ロスターを結成するなどで話題を集めました。2023年にはインターナショナルリーグに参入し、VCT 2023 Masters Tokyoで準優勝、VALORANT Champions 2023で世界王者に輝くなど歴史的な実績を残しました。

しかし、世界王者に輝いた同年末には従業員の過半数を解雇したと報じられ、元従業員は過酷な労働環境を告発するなどチームの運営に懸念が集まる中、CEOの交代もあり、チームの立て直しを図ってきましたが、VCT AMERICAS 2024 KICK-OFFでの3-4位、VCT AMERICAS 2025 Stage 1の4位入賞を除き、目覚ましい結果を残すことはできませんでした。

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