VALORANTの公式YouTubeチャンネルで今後のマップリリースに関する新方針を発表しています。

VALORANTのゲームディレクターを務めるZieglerはVALORANT公式YouTubeチャンネルで、「現在の目標はマップ拡充を第一」、「今後のマップは幅広い戦略性を生むデザインになる」とコメント、以下動画より一部抜粋したコメントを引用します。

新マップの早期リリースについて

まず、(コミュニティから)一番関心が高いであろう新しいマップの追加について、私達は戦略や環境を楽しめるようマップ拡充を第一に考えています。マップ数は5つでもまだ理想的ではありません。どのモードでも多様性を感じられるよう、あと2つは増やしたいです。

他には、コミュニティーマップやMODを開放してほしいという声もありました。コミュニティーが作るマップの価値はもちろん理解しています。なぜなら『VALORANT』スタッフの多くはMODコミュニティーの出身者ですからね。

ですが、率直に言うと拡張性のあるプラットフォームやマップ制作ツールは開発に何年もかかります。専用のチームや長期的なサポートに充てる時間も必要です。ですので、現状は提供できるコンテンツを優先すべきと判断しました。

新しいマップはVALORANTのエコシステムにフィットしたものにしたいのです。また、世界観に合っていて、バランス調整やエクスプロイト対策が出来ていないといけません。コンペティティブ向けのマップ調整には時間も手間もかかります。だからこそマップ開発に力を注いでいるのです。

アイスボックスと今後のマップについて

第一の目標はマップを通じて、新たな戦略を考える機会をもたらすことです。最初の4つのマップはアビリティーによる奥深さを知ってもらうことが目的でした。今後は幅広い戦略性を生むデザインになるので変化を感じてもらえると嬉しいです。

「アイスボックス」はエイム能力と判断力が試される小規模戦にフォーカスしたマップです。設計面で言うとこれまでのマップ構造よりも入り組んだ構造であり、新しい戦略を考え、銃とアビリティーの組み合わせを練られるマップとなっています。

少しでも早くマップを増やして、理想のマップ数になるよう頑張っています。皆様の意見を聞かせてください。

今年10月には新マップアイスボックスがリリースされ、当初より明らかにしていた1エピソード(約半年)のスパンより大幅に予定を早めたリリースとなりましたが、それでも現在のマップ数は5つ。

現在のVALORANTの競技シーンはバインド、ヘイヴン、スプリット、アセントの4マップのみで構成されており、大会の決勝などで採用されるBO5方式では、マップのBAN&PICKの戦略性に欠けるといった事例が多く存在しました。

今月30日からは競技シーンのマッププールにアイスボックスが追加され、来月3日よりスタートするFIRST STRIKEではマッププールが5つに拡大されますが、今後追加されるであろう新マップに注目が集まります。

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