VCT 2021 APAC ラストチャンス予選、「NORTHEPTION」が「FULL SENSE」を2-1で破り最終戦へ進出、Championsまであと1勝

Championsへの出場をかけた「VALORANT Champions Tour 2021 APAC ラストチャンス予選（LCQ）」のUpper Bracket 決勝にて、「NORTHEPTION」が「FULL SENSE」を2-1で下し、Grand Finalへ進出しています。

NORTHEPTION vs FULL SENSE

• NORTHEPTION [2-1] FULL SENSE
• NORTHEPTION [11-13] FULL SENSE (Ascent)
• NORTHEPTION [13-11] FULL SENSE (Bind)
• NORTHEPTION [13-07] FULL SENSE (Haven)

F4Q、Paper Rexを2-0で制しUpper Bracket 決勝へ進んだNOTHEPTIONは、REJECT、NUTURN Gamingを下したタイ代表FULL SENSEと対戦。Championsへの出場をかけたGrand Finalへの進出をかけ、BO3で対戦しました。

1マップ目は、NORTHEPTIONが選択したアセント。PTCのKAY/O、JohnOlsenのジェットに苦しめられ、思うような攻めができなNORTHEPTIONは、前半ラウンドで2-10と大きなリードを許します。しかし、NORTHEPTIONはディフェンダー側へ移った後半ラウンドより怒涛の追い上げを見せ、9ラウンドを返しますが、勝利まで僅かに及ばず、11-13でFULL SENSEが1マップ目を獲得しました。

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2マップ目は、FULL SENSEがピックしたバインド。こちらは1マップ目と一転し、ディフェンダー側からスタートしたNORTHEPTIONがピストルラウンドより連取し、10-2と大きなラウンド差を広げ、後半ラウンドへ移動します。

後半ラウンドも1マップ目同様、ディフェンダー側へ移ったFULL SENSEが9ラウンドを返し、11-11まで差は縮められますが、TENの4キルから流れを取り戻し、13-11でバインドを制しました。

こちらのマップは、NORTHEPTIONのSeoldamのジェット、TENのレイズと2人のデュエリストがアビリティ、キャラコントロールを駆使した連続キルから流れをつかみ、チームを勝利へ導きました。

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最終マップはヘイブン。互いにアビリティを駆使した丁寧なセット、エリア取りが多く見られ、前半ラウンドは6-6と拮抗した状況で後半ラウンドへ移ります。

ディフェンダー側へ移ったNORTHEPTIONは、Aサイトに設置を許せばリテイク、Cサイトへ来るとなればSugarZ3roのスターを駆使した強固な守りを見せ、ラウンドを連取。FULL SENSEには1ラウンドのみ取得を許し、13-7で勝利。マップは2-1で勝利し、Grand Finalsへコマを進めました。

今回が初の国際大会ながら、F4Q、Paper Rex、FULL SENSEと大会優勝候補のチームを下したNORTHEPTION。Championsへの出場をかけたGrand Finalsは、10月17日(日曜日)18:00よりスタートし、Lower Bracketを勝ち進んだチームと対戦します。

SugarZ3ro選手、試合後インタビュー

 ー まずは勝利おめでとうございます。

ありがとうございます。

 ー 今のお気持ちをお聞かせください。

とりあえず一安心ですね。決勝まで行けたので、とりあえず今日は一安心といった感じです。

 ー FULL SENSEへの対策はありましたか？

アセントのKAY/Oにとりあえず苦しめられました。対策しようとしてもスキルがすごく強くて、サイト中で守ったりっていうのがすごい難しくて。フィジカルも凄い強いので。

Acent Bサイト中の俺ら😢 pic.twitter.com/OsIGQnQYQ6

— Nth SugarZ3ro (@SugarZ3roVL) October 15, 2021

攻撃前半は取れていたんですが、そのあと取られ始めて、ちょっとテンションダウンもあったんですが、防衛のハンドガンラウンド取れて、そこから切り替えて、ここから絶対勝つぞっていう感じで。そのままの流れでって感じでした。

 ー チームを盛り上げてくれたムードメーカー、一番声が出ていた選手は？

TEN、Meiy、僕ですね。

 ー KAY/Oが出てくるのは分かっていたと思うんですが、（同じくKAY/Oを採用した）Paper Rexとの違いを教えてください。

Paper Rexより連携が上手いっていうか、スキルの使い方が上手くて、（スターの）回収にフラッシュを合わせてきたり、Paper Rexには見られない動きがあって凄いやりづらかったです。

 ー これまでの国内戦と比べると、人数有利を取れていたとしても、どちらかというと先手をかけ、自分たちからアクションをかける動きが目立っていましたが、チーム内で意識されていたのでしょうか？

人数有利を取れていた際の動きは、ちゃんと決めてあって。ワンピック取れて人数有利が生まれたらとりあえず固まって、どこが一番良いか選択し、全員で行く、人数有利だからできる動きをしていました。

 ー Grand Finalsへの意気込みを教えてください。

本日は危ない試合になりましたが、決勝は絶対に勝つので応援よろしくお願いします。

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