カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点に活動するeスポーツチーム「100 Thieves」が、シリーズCの資金調達ラウンドで6,000万ドル(約68億円)の資金調達に成功したことを発表しています。

今回の資金調達により100 Thievesの企業価値は4.6億ドルへ増加し、昨年フォーブスが発表した最も価値のあるeスポーツチームランキングの当時の企業価値と比較し、約2.7億ドルの増加となります。

また、今回の資金調達について100 Thievseは、同社の中核事業であるアパレル事業の拡大や新規事業の立ち上げに使用すると発表しています。

2020年~2021年、新型コロナウイルスの影響によりオンラインが中心となったeスポーツシーンですが、100 ThievesはLeague of Legeds、VALORANTなど既存のチームに拡大に加え、ストリーマー、コンテンツ制作の事業を拡大。

フォーブスによると、2018年以前はアパレルのイメージが強かった100 Thievesは、同年以降、膨大なフォロワーを抱えるストリーマーと契約など、コンテンツ制作に注力し始めたことが資金調達に成功した大きな理由の1つとして見ています。実際、2018年にはValkyrae、2019年にはCouRageが加入するなど、大手ストリーマーを擁し、コンテンツ制作に注力しています。

また、今回の資金調達について、100 ThievesでCEOを務めるNadeshotは「企業価値については非常に興奮していますが、ここで終わりではありません。企業価値もさることながら、投資家やコミュニティ、役員のために結果を出すことが第一の目標です。私たちは、世界で最も包括なゲーミングブランドを構築したいと考えています。」とコメントしています。

2021年は、トヨタが展開する高級自動車ブランド「レクサス」とパートナーシップの契約や米国の人気ラッパーLil Nas Xとのコラボを発表する他、ゲーミングデバイスブランドのHigroundの買収など、様々なビッグニュースを発表した100 Theivesですが、今後の動向に注目が集まります。

2 コメント

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  1. steelかっこよ

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  2. ZETA DIVISIONが100 Thieves参考にしているって言ってたけど、アパレル事業の本格化、大手ストリーマーの抱擁の流れが全く同じやね、「ゲーミングライフスタイルブランド」に改めたのもそれが理由やろな

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