2021年に最も活躍した20人のアジア選手を選ぶ「The VALO2ASIA Awards」の発表が、VALO2ASIAよりスタートしています。

昨年に開催されたVALORANT Champions Tour 2021には数百以上のアジアチームが参戦しましたが、アジアの情報を中心に発信するメディアVALO2ASIAは、2021年に最も活躍した20人のアジア選手をランキング形式で発表する企画「The VALO2ASIA Awards」を発表。審査員は、アジアの競技シーンに携わってきたキャスターやアナリストの計20人で構成されており、日本からキャスターのyueが選出されています。

このランキングは、上位20人を日替わりで5人ずつ発表する形式となっており、昨日1月18日には20位から16位の選手が発表されています。以下、記事より引用した文章を掲載しています。

20位 - Byeon “Munchkin” Sang-beom (韓国)

  • 以前に所属したチーム:Crazy Raccoon、Cloud9 Korea
  • 主な成績:VALORANT Champions Tour 2021 Stage 1 Masters 優勝、Stage 2 Japan Challengerse 優勝、Stage 3 Japan Challengerse  準優勝

1つの組織が2チーム以上登録できない規則を理由に、Cloud9は2020年末にCloud9 Koreaの解散を発表しましたが、Munchkinはそれを機に、2021年1月にCrazy Raccoonへの移籍を発表しました。

彼の経歴は、日本のトップチームに加入するための条件を十分に満たしており、Crazy Raccoonにはチームの成功に必要な選手が揃っていました。そして、VALORANT Champions Tour 2021 Stage 1 Mastersで優勝し見事成功を収め、Munchkinは日本語が母国語でないにも関わらず、チームの勝利に大きく貢献しました。今回のランキングで彼が選出された理由は、その高い技術。トップレベルの試合でも常に高いパフォーマンスを維持していました。

Crazy Raccoonは年間を通して堅実な結果を残した一方で、彼はチームを上位に押し上げる成績は残せませんでした。また、2022年1月時点では次の所属先は発表されていません。

19位 - Wang Jing “Jinggg” Jie (シンガポール)

  • 現在の所属チーム:Paper Rex
  • 以前に所属したチーム:Team SMG、Reality Rift
  • 主な成績:VALORANT Champions Tour 2021 APAC LCQ 5-6位、KJC eSports VALORANT Invitational 優勝、The Esports Club Showdown 優勝

今回のランキングで最も若い年齢であるJingggは、昨年のVALORANT Champions Tour 2021 Stage 3が進行中に18歳になったばかりですが、既に輝かしい経歴を持ち合わせています。

Team SMGがシンガポール国内の大会で思うような結果を残せない中、彼は個人で高い統計を叩き出しており、昨年9月にシンガポール/マレーシア地域の王者として君臨するPaper Rexに移籍。加入して以降、半数以上の試合でチームを牽引しています。

19位という数字は、彼の価値を十分に示すものでありますが、トップレベルの大会への出場数が足りなかったことが、この順位に留まった大きな要因です。しかし、VALORANT Champions Tour 2022は間もなく開幕するため、若き天才が新たなチームで、自分の実力を証明することに期待されます。

18位 - Kim “Lakia” Jong-min (韓国)

  • 以前に所属したチーム:NUTURN Gaming、Vision Strikers
  • 主な成績:VALORANT Champions Tour 2021 Stage 2 Korea Challengers 優勝、Stage 3 Korea Challengers 優勝、Masters Reykjavík 3位

2021年前半を振り返るとき、真っ先に思い浮かぶ選手が彼だと思います。Lakiaは、アジアで最もエイムが優れた選手の1人として評価されており、アイスランド・レイキャビクで開催されたMastersでは、NUTURN Gamingの3位入賞に貢献。同時に、4日目にはMVPに選出されていました。

しかし、Vision Strikers (現在のDRX)へ移籍後は、8ヵ月間で7試合しか出場しておらず、今回のランキングで18位に選出された理由も、NUTURN Gamingでの功績が主になります。Vision Strikersに在籍した時間、あるいは出場試合の少なさが、ランキング上位入賞を阻みました。

現在はDRXでベンチに入っていますが、VALORANT Champions Tour 2022で才能ある5人のチームを結成できれば、来年はもっと上位にランクインすることが出来るかもしれません。

17位 - Kevin “Dispenser” Te (フィリピン)

  • 所属チーム:Team Secret
  • 主な成績:VALO2ASIA Lauch Invitational 2021 優勝、VALORANT Champions Tour 2021 Stage 3 SEA Challengeres 優勝、VALORANT Champoins 2021 5-8位

Team Secretというと、DubstePのジェットを思い浮かべがちですが、VALORANTはチームで戦うゲームです。Team Secretは年末にかけ大成功を収め、ヨーロッパ、北米など、他地域のチームと対等に渡り合えるチームとして確固たる地位を築き上げました。

Team Secretに所属するDispenserは、どの試合でも安定した成績を収める一貫性を持っており、それが彼の最大の特徴の1つです。常に相手にダメージを与え、アビリティを巧みに駆使し、ラウンド勝利に貢献します。状況を一変する爆発的な選手ではありませんが、与えられた役割を完璧にこなす信頼できる選手です。

16位 - Jim “BORKUM” Timbreza (フィリピン)

  • 所属チーム:Team Secret
  • 主な成績:VALO2ASIA Lauch Invitational 2021 優勝、VALORANT Champions Tour 2021 Stage 3 SEA Challengeres 優勝、VALORANT Champoins 2021 5-8位

BORKUMは、17位にランクインしたDispenserに次いでランキングに大きく貢献しました。Bren Esports時代 (現在のTeam Secret)では、東南アジアを代表するチームとして2020年を終えましたが、2021年には更なるレベルへチームを押し上げました。そして、彼自身にとっても、選手として目立つ活躍をした1年でした。

2020年半ば、CS:GOからVALORANTへの移行を発表したBORKUMですが、FPSの基礎がある状態でVALORANTの競技シーンへ参入しています。彼の個人成績が試合にどれだけの影響を与えかは計算が難しいですが、クラッチや一瞬の判断など、プレッシャーがかかる重要な瞬間で好プレイを連発し、チームの勝利に大きく貢献しました。

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