アメリカを拠点に活動するeスポーツチームのSentinelsにTenZが復帰する可能性が高いと、ジャーナリストのAkamaruが報じました。2024年9月に現役を引退して以来、ストリーマーとして活動しているTenZですが、加入が実現した場合は直近のSentinelsのロスター変更の最後のピースになると見られています。

なお、両者はすでに合意しているものの、最終的な契約締結はRiot Gamesからの承認が必要とAkamaruは指摘します。TenZは個人ストリーマーとして、Pulsar、Wooting、Secretlab、SONY INZONEといった企業とパートナーシップを結んでいますが、それらの契約をリーグの規約に合わせて調整する必要があるとコメントしています。もし、加入が却下された場合の代替案としては、SaD Esportsに所属するJerrwinの獲得を検討していると述べました。

現在24歳のTenZは、2016年にCS:GOの競技シーンに参入。若くして頭角を現し、配信や動画投稿などを通じて人気を獲得しましたが、所属したCloud9やATKなどで結果を残せない日々が続きました。そして、2020年にVALORANTへの移行を表明。同年4月にCloud9に加入し、黎明期から選手およびストリーマーとしてVALORANTの競技シーンを盛り上げてきました。

2021年3月にはSentinelsへのレンタル移籍を発表。同年にはVCT 2021の北米大会で三連覇、VALORANT初の国際大会であるVCT 2021 Masters Reykjavíkで優勝など輝かしい戦績を収め、2021年6月頃にCloud9から正式にSentinelsへ移籍が発表。移籍金は125万ドル(当時の日本円換算で約1億4,000万円)と報じられており、VALORANTの競技シーン初の巨額契約となりました。

2022年シーズンはVCTのオープン予選敗退などで成績が低迷しましたが、過去の結果が評価され、チームは翌年にインターナショナルリーグ参入が発表。2023年は病気にも悩まされ、ロスターから3週間離脱するなど不調に陥りましたが、VCT AMERICAS 2023 LCQではデュエリストやフレックスとして復帰し、苦しい状況の中でも最後までシーズンを走り抜けました。

2024年はJohnQT、Zellsisと新たな仲間と合流し、VCT AMERICAS 2024 KICK-OFFでは優勝と好調なスタートを切り、約2年ぶりに出場した国際大会のVCT 2024 Masters Madridでは見事優勝を達成。Stage 1、Stage 2では上位入賞に届きませんでしたが、チャンピオンシップポイントランキング1位で出場したVALORANT Champions 2024では4位という結果を残した後、、2024年9月に競技シーンから引退を発表しました。

現在はTwitchのフォロワー数は453万人、YouTubeのチャンネル登録者数は269万人と、人気ストリーマーとして活動しており、WootingとPulsarとコラボしたゲーミングデバイスをリリースするなど、活躍の幅を広げていました。Mastersなどのショーマッチにも出演し、引退した後もVALORANTの界隈を盛り上げ続けています。TenZが加入した場合、Sentinelsのロスターは以下になります。

  •  Mohamed "johnqt" Amine Ouarid
  •  Gabriel "cortezia" Cortez
  •  Yassin "Reduxx" Aboulalazm
  •  Jonah "JonahP" Pulice
  •  Tyson "TenZ" Ngo
  •  Marthinus "Ewok" van der Walt(ヘッドコーチ)
  •  Luke "GUNTER" Clives(アシスタントコーチ)

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